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児童らが熱演 東野歌舞伎公演に拍手喝采

総務課 公開日 2018年 11月 2日

  東野小学校体育館で10月28日、東野歌舞伎公演が行われました。
  東野開発振興会やコミュニティセンターを利用する各種団体などからなる東野文化祭実行委員会と、東野歌舞伎保存会が主催しました。地元住民や歌舞伎ファンら約400人が来場しました。
  東野地区は、古くから神社境内で歌舞伎が奉納されるなど、歌舞伎が盛んな地区。19世紀前半(江戸時代後半の文政年間)頃から行われているといわれ、昭和30年代頃は青年団や消防団が中心となり、地区内にあった恵東座(えとうざ)で2日間にわたる公演を行うなど全盛期を迎えました。その恵東座も老朽化が進み、昭和49年に取り壊され、歌舞伎公演も途絶えることになりました。平成3年に地区の敬老行事の出し物として歌舞伎公演が行われたのをきっかけに、公演が復活。以後、毎年開催されるようになりました。
  東野小学校歌舞伎クラブによる「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ) 稲瀬川勢揃いの場」では、4年生から6年生児童9人と教員1名が出演しました。児童演じる5人の盗賊が一人ずつ名乗りを上げ、見えを切る場面では、観客から大きな拍手が沸き、たくさんのおひねりが投げ込まれました。「よっ、千両役者」と声も掛けられました。
  日本駄右衛門(にっぽんだえもん)を演じた6年生の千藤月南(せんどうるな)さんは「緊張したけど楽しくできた。花道から登場する時はがんばろうという気持ちで挑んだ」と、忠信利平(ただのぶりへい)を演じた6年生の原しゅうさんは「ポーズをとったら、拍手やおひねりをたくさんもらえてうれしかった。せりふや振りを覚えるのは大変だったけど間違えずにできた」と笑顔で演技を振り返りました。
  「お目見得だんまり」には、東野小学校長や教頭、市消防団東野分団長、介護施設職員ら7人が出演。派手な衣装を着飾って登場した出演者は、それぞれ生い立ちや仕事の紹介などをせりふとして語り掛けました。来場者からは「話が硬いぞ」とか「そんなこと知っとるぞ」など地元ならではの声が掛けられ笑いを誘っていました。
  東野歌舞伎保存会は「三人吉三巴白波(さんにんきちさともえしらなみ) 大川端庚申塚(おおかわばたこうしんづか)の場」と「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん) 工藤館の場」を上演し、稽古で積み重ねられたせりふ回しや所作を披露し、観客を魅了しました。振り付け指導は恵那市無形文化財「地芝居振付」の技能保持者に認定されている中村高女(たかじょ)さんが行いました。


東野小学校児童の熱演におひねりが飛ぶ
(東野小学校児童の熱演におひねりが飛ぶ)

東野歌舞伎保存会による「三人吉三巴白波」の一場面
(東野歌舞伎保存会による「三人吉三巴白波」の一場面)
お目見得だんまりでは出演者一人一人が自己紹介
(お目見得だんまりでは出演者一人一人が自己紹介)
力強く六法(ろっぽう)を踏む後藤東野小学校長
(力強く六法(ろっぽう)を踏む後藤東野小学校長)
記念写真を撮ろうと演技を終えた児童たちに人だかりができる
(記念写真を撮ろうと演技を終えた児童たちに人だかりができる)
歌舞伎舞台と化した東野小学校体育館に約400人が来場
(歌舞伎舞台と化した東野小学校体育館に約400人が来場)



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