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所信表明

最終更新日2017年6月29日

はじめに

 本日、平成28年第5回恵那市議会定例会の開会にあたり、私の市政運営に対する所信を述べさせていただく機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
 この度、先般の恵那市長選挙におきまして、市民の皆様をはじめ、各方面からのご推薦とご支援を賜り、不肖私小坂喬峰が恵那市政の運営を担当させていただくことになりました。このことは、身に余る光栄であると同時に、改めてこの職責の重大さを痛感いたしております。
 議員各位におかれましても、先般、同時に執行されました恵那市議会議員選挙におかれまして、ご当選の栄を担われ、本日ここに初の議会を開会する運びになりましたことは、誠にご同慶の至りに存じます。
 私は、市政発展のため渾身の努力を傾け、ご奉公の誠を尽くす所存でございます。
もとより未熟でありますので、議員の皆様に何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、なにとぞ温かいご理解をいただきますとともに、市民福祉の向上と市政発展のため、格別のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 本日は、私にとりまして初の定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご多用の中、ご出席くださいまして誠にありがとうございます。深く感謝を申し上げます。

市政運営にあたっての基本姿勢

 さて、本市は平成16年に1市5町村による合併により誕生し、12年の年月が経過しました。この間、可知前市長のご努力により市の一体感が醸成されるとともに、それぞれの地域の特性を活かした個性豊かなまちづくりが着実に進んできたと感じています。
 しかし一方で、急激な少子高齢化と人口減少や、いつ起こるかわからない自然災害、リニア中央新幹線開通に伴う環境の保全や基盤整備など、大きな課題が山積しています。
こうした状況のなか、これからも私たちが生まれ育ったこの恵那のまちに誇りと愛着を持ち、学び、働き、暮らし続けるために、まず本年度からスタートしている第2次総合計画を継続的に進め、事業の着実な実行が必要であると考えます。
 加えて、選挙において市民の皆様に訴えて参りました、「はたらく」こと、「たべる」こと、「くらす」ことに重点をおいた政策に取り組み、これからの恵那市を切り開いていきたいと考えております。

重点的政策

 政策の一点目は、「はたらく」ことです。
 私がこれまで市民の皆様との対話を重ねるなかで、「まち」が存続するためには、働く場所をつくることが何よりも大切だと感じました。恵那市で生まれ育った子供たちが、恵那市でずっと暮らすために、そして新たに恵那市に移り住んでもらうためにも、働く場所が十分あることが必要であります。
 そのために、市内企業を支援し、地域産業の発展・活性化を図るとともに、新たな起業を応援し、あわせて企業誘致をバランス良く進めることが必要であると考えます。
 また農業は恵那市の基幹産業です。先代から引き継がれた農地は大切な財産であり、次の世代に引き継がねばなりません。将来にわたって持続可能な産業になり、農業が働く場として成り立つ取り組みを進めてまいります。
 加えて、高齢化が進展する現代において、いつまでも働くことができ、高齢者の生きがいとなる働く場を確保するとともに、女性や障がいを持った方にも働きやすい雇用環境の充実にも取り組んでまいります。
 「いつでも誰もが元気よく働いている恵那市」、「笑顔で溢れ、誰もが生き生きと働いている恵那市」の実現に向け、取り組みを進めます。

 政策の二点目は、「たべる」ことです。
恵那市は「食」に関して非常に恵まれた環境にあります。古くから伝わる伝統的な食や、栗きんとんをはじめとする和菓子など、この地域ならではの魅力的な食に溢れています。
 また地域で生産された農産物を地域で消費する事は、安全で新鮮な食料供給の基本であり、地域の活性化にもつながります。緑豊かで美しい山や川に囲まれ、自然に恵まれている本市の良さを生かし、地産地消の推進と安全な食を提供できる仕組みを進めてまいります。
 さらに、食を通じた健康推進活動にも取り組んでまいります。
そして食は観光の大きな柱であることから、恵那のグルメを活かした観光施策を講じ、観光産業を活性化させます。
 食に関する産業はまちを活性化させる可能性があります。恵那の食文化を受け継ぎ、育て、伸ばすことが必要であると考えます。

 政策の三点目は、「くらす」ことです。
 すべての市民が安心して暮らせること、安全に暮らせること、生き生きと暮らせること、快適に暮らせることを目指します。そして誰もが住みたくなるような恵那であることを目指したいと思います。
 そのために、社会保障と福祉医療の充実を図り、セーフティネットの拡充に取り組むとともに、子育て環境の充実を図り、地域の特色を生かした教育に取り組みます。
また災害に強いまちをつくるとともに様々な安全対策に取り組んでまいります。
 また、いつまでも生き生きと暮らせることができることも安心して暮らせる大切な視点です。文化の振興や生涯学習の充実を図り、生きがいを持って生活できる社会の実現を目指します。
 そして、広域な面積を有する本市においては、車での移動が欠かせません。快適な暮らしができるために、交通アクセスをはじめとした社会インフラ整備も計画的に進め、特にリニア中央新幹線整備に関しては、住環境の保全のため、国や県と一体となって整備を進めてまいります。
 誰もが住みたくなる恵那市となるために、Uターン、Iターン、Jターンについても支援を行い、移住定住と空家対策を積極的に進めます。

 以上、私が重点的に取り組む施策を中心に、所信の一端を述べさせていただきました。本市における課題は山積しており、今後市政を運営するにあたっては、本市の状況や課題を見極め、さまざまな分野の施策を進めていく必要があります。政策を明確に、重点的に進めて行くことで、魅力ある恵那市の将来が開けてくると考えております。今後、第2次総合計画を具体的に進めるにあたり、限られた予算のなか、選択と集中の視点で、スピード感をもって事業を展開し、市民サービスの向上に全力で努めてまいります。

おわりに

 恵那市には、多くの宝ものがあり、脚光を浴びているものやまだ埋もれているものもあります。また、多くの魅力的な人もいます。今あるものや仕組みを見直し、組み合わせ改善することで新しい価値を生み出すことができます。イノベーションを起こすことが、新しい恵那市には不可欠と考えております。
 このために、私一人の力だけではなく、恵那市役所職員はもとより市民皆様の力を結集して取り組む必要があります。
 私は、市民の代表である市議会議員の皆様と共に、新しい恵那市を創り上げていきたいと考えております。議員各位のご指導、ご理解を重ねてお願い申し上げ、就任にあたっての私の所信といたします。どうぞよろしくお願いいたします。

平成28年12月5日

恵那市長 小坂喬峰


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