ゆったり かいてき 恵那のくらし

よくある質問

岡田敏克さん(46歳) 愛知県名古屋市出身 恵那市飯地町在住

移住実践者岡田さん写真  30歳のころに穀物菜食や自然農の世界に出会い、ライフワークとして取り組んできましたが、都市生活を続けながら、そうした自然な暮らしを実践するのに限界を感じ、いつかは田舎で農的暮らしをしたいと思うようになりました。

 

愛知県内で移住先を探したこともあったのですが、なかなかよい御縁に恵まれず少々あきらめかけていたころ、恵那市の串原で古民家リフォーム塾があると聞いて、妻とともに参加。その後、空き家バンクで飯地町の物件を見付け、めでたく入居の運びとなりました。 

 

当初、ほとんど知り合いのいない町で果たしてうまくやっていけるのかとても不安でしたが、時間がたつにつれて地元の皆さんや先輩移住者などとのつながりも増え、だんだんとこの地での暮らしに慣れてきました。

 

 移住してから1年近くになりますが、当初から目標にしていた「食の自給」を実現するように頑張っています。無農薬・無化学肥料、そして雑草や虫とも共生する自然農で、ほとんどの野菜を自給できるように近所の方のお世話になっています。昨年は、お米作りもお手伝いし、自分たちが食べる分くらいは収穫することができました。さらには少量ですが、小麦や大豆、ソバなども栽培しています。

 

 

移住実践者岡田さん

日々、田んぼや畑で汗をかき、採れた野菜やお米をありがたくいただく。それをエネルギーに、また野良仕事に精を出す。自然の恵みを、お金を介すことなく最短距離で循環させる暮らしは、とてもシンプルで無駄や矛盾がなく、生きることの確かな基盤を与えてくれます。

 

幸いなことに、飯地町にはコンビニもスーパーも喫茶店もないので、余計なお金を使うことがありません。あれもこれもとお金にあかして買いあさるのではなく、身近にあるものを工夫して使い、暮らしを成り立たせる簡素な生活。望んでいたものが実現しつつあり、移住してほんとうに良かったなと思っています。

 

それ以外にも、関心のある集まりには積極的に参加することで、同じ志向の仲間ともどんどん知り合いになることができました。誰かと知り合いになると、その知り合いもみんなつながっていたりします。都会よりもこちらの方が、つながりたい人とすっとつながれる。そんなところも利点だと思います。今は、そうしたつながりの中で、以前からやってみたかった森づく りの活動にも参加するようになり、これもライフワークとして楽しんでいます。

 

幸いなことに、妻が飯地町のふるさと活性化協力隊に採用され、毎日忙しく飛び回っています。そうしたこともあって、僕自身も地元・飯地町のまちづくり活動に参加させていただくようになりました。これから、この町のさりげないけれどもかけがえのない魅力を、心ある皆さんに伝えていけるようマイペースで取り組んでいきたいと思っています。