ゆったり かいてき 恵那のくらし

よくある質問

大江栄三さん(39歳) 恵那市中野方在住:5人家族

大江さん家族(サラリーマンからの転身)
以前は東京でサラリーマンをしていました。今は農業で生計がたてられるよう準備中です。田舎暮らしは10年前ぐらい前から妻と考えてきました。やっと移住を決意し、最初は妻の実家のある福島県に住む予定でしたが、引越しの2週間ほど前に原発事故が起こり、いろいろ考えましたが断念。その後は友人の農家の誘いで家族揃って大分県に行き、有機農業の勉強を1年ほどしました。
私が岐阜出身だったので、岐阜県で最終的な移住先になるような場所を探しました。その中でも特に熱心に移住支援してくださったのが恵那市でした。こちらの家を見せていただき、そこからはトントンと話が進み、1カ月ぐらいで移住を決めました。

 

(謙虚な気持ちを忘れないこと)
恵那や中津川は、岐阜の中でも信州の地形に近い感じがして、広々していて好きです。中野方町は、都会から手頃な距離なので若い人も多く、2、3世代で住んでいる家が多いように思います。昔ながらの田舎と今時の暮らしのバランスのとれた地域だと思います。地域がしっかりしているので、我々のような新参者が特別何かをしなければならないようなことは少なく、かえって守ってくださる余裕があり、私たちはそれに甘えさせてもらっています。よく聞くような人間関係でのトラブルもありません。有難いことに、子どもがいることで地域の方が積極的に受け入れてくださっていると感じます。
移住者は、受け入れていただいたことへの謙虚な気持ちを忘れないことが大切だと思います。地域とうまくやれないような自分らしさの追求は、独り善がりで苦しいことだと思います。移住者は、同時にその地域にはない違うチャンネルを持っていることが生きていく上での強みでもあり、それが地域にとって新しい風になるよう自分らしさを追求できれば、いつか恩返しに繋がるのかなと思います。

 

(一生、農家見習い)
農家という存在に憧れて、一生かけて目指したいと思います。農家は、食いぶちを得る技術のかたまりで、この人は大工も、林業もできたりする。昔の農家は、生まれた時から親の背中を見て、その地域で生きていく心技体が養われていたと思います。農家が養ってきたかつての日本人の柔軟さ、自由さが、自分たちの時代には欠けていると思います。