ベビー用品を自宅にお届け 見守り支援員による宅配事業がスタート

更新日:2024年08月05日

ベビー用品を受け取る保護者
 7月29日、見守り支援員がベビー用品を届ける宅配事業が始まり、市役所玄関前で出発式が行われました。
 市では、安心して子どもを産み育てることができるよう、子育て世帯を支援するさまざまな事業を「子育て支援パッケージ」としてまとめ、取り組んでいます。今回始まったベビー用品宅配事業もそのうちの一つ。見守り支援員が、宅配希望のあった家庭を訪問してベビー用品を届けつつ、育児の不安や悩みを聞き、産後の子育てを支援します。
 出発式では、事業を受託する生活協同組合コープぎふの根崎周一(しゅういち)理事長が「安心して子育てできる環境は大切で、恵那市の取り組みは素晴らしいと思います。その一翼を担うことを誇りに思い、全力でサポートします」とあいさつ。小坂市長は「子育て支援の新たなスタートを切ることができました。家族だけでなく、地域で子どもを見守っていける環境をつくりたい」と話しました。
 保護者を代表して式典に出席した三郷町の石田里奈子(りなこ)さんは、4月に長女の粋羽(すいは)ちゃんが生まれ、この宅配事業に申し込みました。「子ども二人の育児に毎日奮闘しています。宅配を通じて相談もできるのでうれしいです。この事業を通じて、笑顔で子育てができる人が増えるといいなと思います」と喜び、支援員から紙おむつを受け取りました。
出発式でのあいさつ
宅配事業開始のテープカット

 事業は、令和6年4月以降に生まれた子が対象で、紙おむつやミルクセットなど、指定された3,000円相当のベビー用品から選んで申し込みができます。申し込んだベビー用品は、生後3カ月頃と6カ月頃の2回、見守り支援員が自宅に届けます。

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