食で稼げるまちづくりを 中野方に地域おこし協力隊員が就任

1月16日、中野方町に新たに配属される地域おこし協力隊員への委嘱状交付式が行われました。地域おこし協力隊とは、田舎暮らしや地域おこしに意欲のある都市部の人材を受け入れ、地域おこしを行ってもらい、地域の維持・強化や定住を図る制度のこと。市は、地域ごとに隊員のミッションを具体的に定め、募集を行ってきました。
今回地域おこし協力隊として委嘱されたのは、さまざまなメディアの取材を受けてきた起業家の相澤将士(まさし)さん(42歳)。銀座の料亭でキャリアをスタートさせ、イタリアンを専門にするように。その後、スペインやフランスで料理を学び、成長の著しいアジアでの起業を目指しタイに移住。タイで2つの飲食店を経営し、14店舗でプロデュースなどに携わりました。
帰国後は、田舎で子どもを育てたい、地域おこしに取り組みたいという思いから、田舎暮らしができる場所を探していました。中野方町の地域おこし協力隊の募集を知った相澤さんは、「おためし」とインターン制度で実際に中野方町で生活し、風土や地域住民の温かさに魅了され、今回の応募に至りました。
「成果を上げるために任命されたので、自分の大好きな『食』で稼げるまちづくりを推進し、恵那の知名度を上げていきたいです。中野方町の人や物をまずはきちんと学び、アイデアを形にしていきたいです」と意気込みを語りました。
小坂市長は「フレッシュな感性と若いパワーを生かして、中野方町をさらに元気にしてくれることを期待しています」と歓迎の言葉を述べました。中野方町地域協議会の柘植昭男(あきお)会長(70歳)は「地域課題を解決するため、すばらしい人材が中野方町に来てくれたことをうれしく思います。町民を挙げて歓迎します」と笑顔で話しました。
本協力隊の任期は最大3年間。今年度は笠置町と串原にそれぞれ1人が配属されており、4月には上矢作町にも1人が加わる予定です。
笠置町と串原の地域おこし協力隊について詳しくは、以下のページを確認ください。


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更新日:2025年01月22日