市内中学校で初開催 集団災害への対応訓練


2月26日、恵那西中学校で集団災害対応訓練が行われました。集団災害とは、多くの傷病者が同時に発生する大規模な災害のことで、消防隊員の対応力向上を目的に、初めて中学校で行われました。
訓練は、体育祭の練習中、複数の生徒が熱中症のような症状で体調不良を訴えているとの想定で行われ、学校からの通報を受け消防署隊が出動。体育館で体調不良となっている生徒を隊員が救護し、重傷者や治療緊急度に応じて振り分けを行いました。その後隊員と教師で名前の確認を行いながら病院に搬送しました。
訓練に参加した雲野しずくさん(2年生)は「実際に災害が起こってしまったら少しでも自分が周りの人に気を配れるようにしたい」と話しました。
訓練を実施した消防本部消防課の大島健源担当係長は「毎年全国で熱中症の事例が発生している。暑い時季も組織で対応できるように訓練できた」と振り返りました。




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更新日:2025年03月10日