自家用車で乗せてくよ! 高齢者移動支援「みかさぎ」

更新日:2020年09月02日

 病院や買い物、金融機関などに行きたいと思っても、車が運転できなかったりバス停まで距離が遠かったりで、移動が難しい―。そんな地域住民の悩みを解決するため、笠置町の笠置地域協議会が高齢者移動支援事業を開始しました。地域のボランティアが、自家用車を使って高齢者を送迎します。

高齢者移動支援事業「みかさぎ」を利用する高齢者

 事業の名称は「みかさぎ」。地元の笠置山を指す言葉で、地元民に愛着があるという理由から、同協議会が名付けました。
 「みかさぎ」を利用できるのは、65歳以上の笠置町民。あらかじめ登録を済ませた上で、利用希望日の3日前までに笠置振興事務所に電話予約すれば利用できます。笠置町内の希望する場所の他、市立恵那病院や久須見バス停へも送迎します。平日の午前9時から午後3時までの時間帯で利用できます。
 「みかさぎ」の記念すべき1日目となった9月1日、笠置コミュニティセンターで出発式が開かれました。同協議会の市川秀典会長は「高齢化・過疎化が急速に進み、高齢者の交通手段の確保が困難になっていた。高齢者が便利に暮らせるように、この事業をスタートした」と話し、「笠置町は、高齢者にとって安心して住める町だと言ってもらえるようにしたい」と期待を込めました。
 小坂市長は「昨年7月の地域懇談会で、高齢者の交通支援をしてほしいという話があった。多くの皆さんのご努力を経て、1年2カ月後の今日、この支援事業が実現した。市としても大いに支援していきたい」とあいさつしました。
 事業スタートを祝うテープカットの後、いよいよ「みかさぎ」の運営がスタートしました。利用者第一号となったのは、同町の山口秀松さん(85歳)。ボランティアの林修一さんが運転する自家用車に乗り、関係者に見守られながら笠置町内へ向かいました。利用を終えた山口さんは「これまでは、町外に住む息子や娘に頼んで外出していたので、この支援が始まってとてもありがたい。今後、病院へ行く時などに利用したい」と話しました。

高齢者移動支援事業「みかさぎ」の出発式を見送る関係者

自家用車で移動

高齢者移動支援事業「みかさぎ」の開始を祝いテープカットを行う関係者

出発式を祝い関係者でテープカット

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