戦国時代の明知城を再現したイラストが完成

更新日:2021年01月16日

 市は、戦国時代の明智町を再現した歴史考証イラスト2枚を制作しました。作者は、歴史考証イラストレーターの香川元太郎さん。織田対武田の攻防が行われた戦国時代の明知城と、明智三城(明知城、仲深山砦、落合砦)の町並みが描かれています。
 歴史考証イラストとは、日本の城や歴史の舞台となった場面を、空から見た角度や断面図で描いた絵のこと。歴史学の専門家と綿密な交渉を重ねて描き上げられており、歴史の一場面を具体的・多角的に知ることができる貴重なものです。本作品は、市生涯学習課の職員で学芸員の三宅唯美氏と、滋賀県立大学の中井均教授が監修を行いました。
 1月16日に、明智町の麒麟がくる ぎふ恵那 大河ドラマ館で、作品のお披露目がありました。香川さんや関係者が除幕を行うと、縦約1メートル、横約1メートル45センチの迫力あるイラスト2枚がお目見え。その緻密さと美しさに、来場者からは歓声が上がりました。

作者の香川元太郎さん(右から3人目)らによる除幕式

明知城

明智三城と町並み(明知城、仲深山砦、落合砦)

 

 その後、香川さんにと三宅氏による講演会を行いました。三宅氏から、東美濃の山城やその歴史について説明・解説を行いました。香川さんからは、城イラストが完成するまでの工程が紹介されました。「現地を取材した後、縄張り図などの平面図を資料にして、手描きでラフスケッチを描き上げる。平地にある城と違い、山城は高低差も表現する工夫が必要」「建物は、頭の中でイメージしてパソコン上で描く」「ラフスケッチが完成したら、本画を描いていく。アクリル絵の具で色を着けて完成」と、プロのイラストレーターの裏側を惜しみなく説明。会場のファンは、目を輝かせて聴き入っていました。
 この日訪れた、明智小学校6年生の伊藤樹希(きき)さんは「香川先生の描いた迷路の絵本が好きで、いつも読んでいた。イラストをどうやって描いているかを聞きたくて来た。難しそうで、すごいと思った」と感想を話しました。
 この2作品は、麒麟がくる ぎふ恵那 大河ドラマ館の特別展示室に2月14日まで飾ります。また、今後も市のPRなどに活用していきます。

作者の香川さん(右)と監修の三宅氏による講演

歴史考証イラストの描き方を説明する香川さん

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