郷土の先人、下田歌子作詞の校歌を復元

更新日:2021年02月24日

下田歌子作詞の校歌を披露する鈴木隆一さん(中)と田口修さん(右)

 岩村町出身の歌人で、実践女子学園(東京都)の創立者である下田歌子(1854~1936年)が、この地域の尋常高等小学校など7校のために作詞した校歌を、岩村町の鈴木隆一さんと田口修さんが復元。研究成果を報告するため、2月22日、市役所を訪れました。

 復元されたのは、恵南実科女学校(現恵那南高)、巌邑尋常高等小学校と大成国民学校(現岩邑小)、久須見尋常高等小学校(現恵那北小)、中津川市の阿木尋常高等小学校(現阿木小)と加子母国民学校(現加子母小)、瑞浪市の陶尋常高等小学校(現陶小)の7校の校歌で、戦後は歌われなくなり、その後、学校の統廃合により新しい校歌が作られました。

 鈴木さんは、実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所の客員研究員。岩邑小学校在校時に下田歌子作詞の校歌があると聞いたことを思い出し、平成23年から調査を開始。知人で音楽家の田口さんと共に、学校や地元に残る資料、当時の校歌を知る人への聞き取りなどから歌詞と楽譜を復元しました。

 この日、小坂市長への報告では、学校の子どもたちや地元のコーラスグループの協力で録音した恵南実科女学校の校歌を当時の写真と共に披露されました。
 鈴木さんは「歌子先生が作詞した校歌を素晴らしい形で残すことができた。郷土と研究所にとって大きな財産になる」と喜びを話しました。
 田口さんは「教員時代は校歌を大切に思ってた。地元が誇れる内容になったのではないか」と話しました。
 報告を受けた小坂市長は「先人の功績や足跡、作品をデジタルで劣化することなく後世に残すことは大事。多くの方に知っていただきたい」と話しました。

 資料は「下田歌子作詞校歌チャンネル」の名称で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で検索するとご覧いただけます。

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