簡易ブザーを作って電磁石の性質を学ぶ
大井第二小学校では、より専門的な内容で学習を深めて学ぶことの喜びや感動を味わうために、特別講師を招いた授業を行っています。前回6年生が学んだ月と太陽の授業に引き続き、2月22日は5年生27人が「電流がうみ出す力」をテーマに、前市教育長の大畑雅幸さんから電磁石の性質を学びました。

児童たちは、3年生の時に習った磁石の性質を振り返りながら、電磁石の性質を学習。 電磁石は電流を流したときだけ磁力を持つこと、電流の向きや大きさが変わると、磁極の向きや磁力の強さが変わることを学びました。次に、電磁石の性質を利用して簡易ブザーを作成しました。ボビンにエナメル線を巻き付けてコイルを作った後、ミノムシクリップと二つの振動板も一緒に木の板に固定。電流を流してコイルが磁石になったときに振動板が引き寄せられ、もう一つの振動板と当たって音が鳴る仕組みです。大畑先生の「エナメル線は細くて絡まりやすいので慎重に巻き付けて」という指導で黙々と作業開始。児童たちは、ボビンにエナメル線を巻き付ける作業に苦戦しながらも完成させました。
授業を受けた中林朔絆(さくと)さんは「電磁石の働きがよく分かりました。ブザーを木の板に組み立てる作業が一番難しかったです」と話しました。


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更新日:2023年02月24日