新3・4年生の交流会
新年度、中学年は複式学級になっていきます。一年前は、低学年学級で一緒に勉強していました。3年生が交流会を企画して、3年生になるとどんな学習をするのか説明を行いました。一人一教科を受けもち、低学年との違いや3年生になるまでにどんな準備をしておくと良いか伝えました。「理科では、想像力を大事に。『なぜかなぁ?』と予想をして実験をしていきます」「社会では、どうしてこうなっているのか、仕組みや理由を考えます」「総合的な学習の時間には、先生を頼らずに自分たちで進められる力がつきます」「6年生と一緒に委員会をやります。もっといい飯地小学校にするために、先のことを考えて行動します」自分の経験をもとに語る言葉には説得力がありました。






3年生がつくったスライドを見ながら、2年生はメモをしていました。自分のペースで話をしていた3年生が、2年生のメモが書き終わるまで少し待ってあげていました。こうした心配り、周りを見る視野を広げることが4年生に近づいてきたことを教えてくれます。発表を聞いた2年生から「教科が増えることが楽しみ。たくさん問題を解きたい」「いろいろな授業で使う道具や言葉を覚えたい」という感想が語られました。また、「3年生になってからも、今頑張っている足ピタを続けていく」「授業で切り替えができるようにする」など決意も聞かれました。最後に3年生からは「メモするのを見て嬉しかった。やってよかった。低学年の頃の様に複式で仲良くやっていきたい」と感想が語られました。それぞれが新学期に「新1年生のお手本となり、6年生を支えていく。また自分達で授業を進めていく」そんな上級生になっていくことを期待させる交流会でした。
更新日:2025年03月18日