夢プロジェクト「かけっこ教室」
今年度の夢プロジェクト第1弾「かけっこ教室」がありました。講師は、夏・冬合わせて3回のオリンピックに出場された青戸慎司先生。飯地小学校には4回目の訪問となります。全校児童が参加して、速く走るためのコツを教えていただきました。テンポの良い説明と分かりやすい言葉、動きで、あっという間の1時間でした。「できない」「むり」は口にしないで「できる」「できる」と声に出して胸をたたいてやってみる。腕の振り方、足の上げ方、力の入れ方。そして一番は姿勢。背筋をピンと伸ばすこと。毎日の生活や授業中のイスの座り方で足の速さが変えられること。たくさんのヒントをいただきました。
飯地小学校では「なりたい自分」の夢を持つことを大切にしています。そして、その夢を叶えるためにはどうしたらよいかを夢先生から学んでいます。これまで6人のオリンピック選手を育てた青戸先生。自分が小学校5年生の時の担任の先生が書道の達人で「何か自分の一番を」と語られたこと。自分の強みをさがして、もつこと。そして、それを続けること。朝、起きて、顔を洗い、歯を磨くように、自分が打ち込むことを生活の一部として「習慣化」する。オリンピアンになっていく人となれない人との紙一重の差は、「続ける力」にあることを教えてくれました。「難しい技や考え方ではなく、簡単なことを続けていくこと。しかし、これが一番難しいんです」と話される言葉には説得力がありました。青戸先生、ありがとうございました。


更新日:2025年06月03日