飯地町敬老会 五毛座子ども歌舞伎

更新日:2025年09月15日

9月15日敬老の日。飯地町敬老会が五毛座にて行われました。恵那三学塾の講座を通じて7名が、子ども歌舞伎を演じました。今回新たに挑戦をした2名。「練習は厳しいけど、やってみると楽しいよ」という前回参加した人達の言葉を聞いてやる気になったそうです。夏休み前より稽古が始まりました。全部で十数回の練習を積み、この舞台に臨みました。自分のおじいちゃん、おばあちゃん、また地域のおじいちゃん、おばあちゃん、そして家族が見守る中、練習の成果を発揮して、堂々と演じる姿に、大きな掛け声と拍手が送られました。「長い台詞をよく覚えられるねぇ」「人と動きを合わせるって難しいことやよ。きっとたくさん稽古をしたんだろうねぇ」「見ていて本当にかわいい。いいものを見させてもらえて嬉しかったです」と近くの席の方が、感想を聞かせてくれました。

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2回目の人は、やはり余裕があるようでした。初めての人は、緊張して当然です。それでも「昨日は思っていたより、よく眠れたよ」と話してくれました。「朝ごはんは少ししか食べられなかった」と出番を終えてほっと一息つきながら食べるお弁当はきっと美味しかったことでしょう。今まで経験したことがない何かをやりきった後に感じる達成感。それは大人も子どもも変わりません。本当によく頑張り、ここまでやりきれたなぁと、一人一人の笑顔を見て感心しました。

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出演した人を見ていた下級生の人達。次の機会(2年後)には、「私もやってみよう」と五毛座の舞台に立ち、そこから観客の笑顔を見ていることでしょう。伝統のバトンは受け継がれていきます。関係者の皆様方、貴重な機会を作っていただき、またご指導、ご協力ありがとうございました。

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