命を守る訓練「通学路の危険箇所」を知る

更新日:2025年09月30日

今年度3回目の命を守る訓練を行いました。今回は、はじめに地震に伴う火災を想定して避難をしました。その後、自宅周辺、通学路の危険箇所を知るために、防災士の岩井慶次さんを講師にお招きして、災害図上訓練(DIG)を行いました。避難訓練では、もし大雨が降った場合の避難場所として音楽室を本部としました。土砂が崩れることを想定して、水平方向だけでなく、垂直方向(高いところ)に避難をすることも必要になります。ただし、どこに避難するかは知らせてありませんでした。放送をよく聞いて、何が起こっているのか、どんな動きをするのかをその場で判断しながら避難しました。

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避難訓練の後には、全員がランチルームに集まって、災害図上訓練(DIG)を行いました。学校運営協議会の委員の方も参加していただき、地図を見ながら、地域の災害リスクや対策を「見える化」して考えました。岩井防災士より、「防災」=イメージ(想像力)が大切であること。地名の由来を知ること。氵(さんずい)が付くところや「赤」「窪」「洞」が使われているところは、歴史を探ると水害と関係があることが多い。昔の人はそれを伝えようとしてくれたこと等を伺いました。講義を受けて「私の歩いてくる道は本当に安全かどうか分かった」「もし、災害が起こったら、それはどんなことが起こるのか知ることができた」といった感想が語られました。児童玄関に貼ってある地図は、3年前に行ったものです。今回はタブレットを使いました。実際に自分の通学路を歩きながら、またお家の方にも見せながら確認ができるように、今後活用をしていきます。岩井防災士さん、ありがとうございました。また一緒に確認をして頂いた運営協議会の方々にも重ねてお礼申し上げます。                  

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