劇参観日「もりのおふろ」「ながぐつをはいたねこ」

更新日:2025年12月05日

12月4日は劇参観日でした。

東野こども園は「豊かに表現できる子」を目指して日々の保育に取り組んでいます。その中でも、絵本活動は特に力を入れている部分です。毎日の絵本の貸し出しや読み聞かせを通して、日々、沢山の絵本に触れています。

劇遊びは子供たちの大好きな絵本から、言葉を楽しみ、友達とのやり取りを楽しみ、表現することを楽しみ、年齢に合わせて取り組んできました。

子ども達で作り上げた楽しい劇遊び、大好きなおうちの人に見てもらい、子どもたちもおうちの方も笑顔いっぱいの時間となりました。

3歳児うさぎ組「もりのおふろ」

森の大きなお風呂にゾウがやってきて体を洗い始めます、そこへライオン、ウサギ、ゴリラと次々と動物たちがやってきて、輪になってお互いの背中を流し合います。最後はみんなで、お風呂にドボーン!というお話。

普段の遊びの中で、囲いの中にみんなで入ると楽しいね。というところから、温泉ごっこが始まりました。「温泉へ引っ越し~」という集団遊びも楽しんできたうさぎ組さん。
劇ごっこでは、動物になりきって、動物の特徴をとらえた動きで自分なりの表現をしていました。また友達と掛け合いの言葉があり、一緒に進めていく楽しさも味わいました。
場面にあった音楽が流れ、一緒に歌を歌うところ、合いの手を入れるところと、楽しさ満載の劇でした。

うさぎ 劇遊び
劇遊び
劇遊び
劇遊び
4,5歳児ぞうくま組「ながぐつをはいたねこ」

 貧しい粉屋の三男が遺産としてもらったのは猫だけ。がっかりした三男でしたが、その猫のアイデアと活躍によって、侯爵になり、王様に気に入られ、巨人の城をも手に入れるというお話。

始めは、この絵本の猫とネズミが追いかけるシーンが気に入り鬼ごっことして楽しんでいました。子どもたちのアイデアから、絵本の言葉のやり取りや、役割を交替しながら楽しむうちに、劇ごっこが始まりました。
進めていく中で、どうやって演じるか工夫しながら取り組む姿がありました。「ぞうくま会議」をしてみんなの良いところを振り返りながら遊んでいく中で、それぞれが自信をつけてきた活動です。しぐさも子どもたちなりによく考え、演じる姿がとても楽しかったです。

劇遊び
劇遊び
劇遊び
劇遊び
劇遊び
劇遊び
みんなで歌おう「世界中のこどもたちが」
劇遊び

最後に全園児で世界中の子ども達がを歌いました。ぞう組は手話をしながら歌い、くま組うさぎ組も一緒にみんなで心を合わせて、元気いっぱいの歌声に、大きな拍手をもらいました。

 

劇遊びを通して、友達とお話のイメージを共有し、一緒に作り上げていく楽しさを味わうことが出来ました。そして、参観いただいたおうちの方とも、楽しい時間を共有することが出来たと思います。

明日は東野小学校1年生がぞう組の劇を見に来てくれます。大好きなお兄さんお姉さんに会えることを楽しみに、そしてまた、楽しい時間を共有できますように。