6月12日東野探検クラブで蚕の歴史を学ぶ
東野小学校のクラブ活動では、東野の伝統文化に関わることを地域の講師をお招きして学んでいます。今日は、歴史探検クラブの活動を紹介します。東野は、明治時代、日本中が殖産興業として生糸の生産が盛んになる中、その生糸の原料となるお蚕の交配を研究し、美しく丈夫な生糸(まゆ)を作る、蚕の品種改良に取り組んでいました。そして、その卵(蚕種)を日本中に販売していました。(日本中の他の地区が、一生懸命にお蚕を育てていた時に、その品種改良に着目し、その種の販売(保存に風穴を利用して)をしていたのは特に優れていました。そんな、お蚕について、今日は、地域講師の伊藤先生から教えていただき、実際にお蚕に触って、世話をさせていただきました。
繭(まゆ)をみせていただいて・・・その歴史を教えていただきました。
実際に、繭を作るお蚕を見せていただきました。最初は、びっくりしていた子供たちでしたが・・・だんだん・・・
かわいくなってきて、手でそっと触って・・・桑の葉を新しいものに変える作業をしました。(東野の畑の隅に桑の木が残っているんだけれど・・・意識して見ないと知らずにすぎてしまいますね。)
なかには、手に乗せたり、触ってその柔らかさを堪能する子も・・・東野の歴史を作ってきた蚕種の歴史を体験を通して学びました。
東野の先人の素晴らしい活躍、公民館には記念碑があります。ぜひ、伝えたい歴史ですね。
体験を通して豊かな学びが進んでいます。今日も素敵な学びをありがとうございました。
更新日:2025年06月17日