6月26日残りはいくつ、ちがいはいくつ(1年算数)
1年生の算数では、いよいよ、引き算に挑戦中です。5-2=と聞かれれば、指をおりながら3と答えるのですが、引き算や足し算では、文章で質問されると、意味がしっかりとイメージできていないと何算か分からずに???とつまずくことがあります。今日の算数の問題は、「金魚が5匹いました。2匹すくってしまいました。残りは何匹でしょうか」という問題です。
実物の金魚を算数の数と捉えるために、金魚をブロックに置き換えて・・・そのブロックの数が5という数字に代わっていきます。ブロックを黒板で置いてくれる人!
たくさん手が挙がりました。
2匹すくってしまいましたを、ブロックでやってくれる人?
黒板の5つのブロックの内、2つのブロックを別の場所に・・・
つまり、5-2なんですね。こうして、引き算の意味をしっかりと理解して実際に何度も何度も、ブロック操作をしながら答えの3を導き出します。
われわれ、大人になってしまうと、「そんなの、5-2=3。」で済んでしまいますが、1年生は、実際の物をブロックに、ブロックを数字に段々とおきかえながら理解して、3匹になることを理解しています。
・・・実は、この作業をおろそかにすると、式が引き算なのか足し算なのか分からないことが良くあります。
先生と一緒に、ブロックを何度も並べて、そこから2つだけ横によけて引き算を学んでいました。
余談ですが・・・
もし、お家で、おやつに動物ビスケットとかを食べることがあったら、実物の動物ビスケットで、「おやつが全部で5個ありました、お母さんが2個食べてしまうと、残りは何個?」なんて、実際に何度も繰り返すと、よりイメージがしっかりと身に付きますよ。
他の学年でも、ビスケットが全部で15個あります。お父さんお母さんお兄ちゃんお姉ちゃん私の5人で分けると一人何個ずつかな?なんて、割り算もできたりします。
タブレットも大切ですが、実物で実際に食べたりして学習すると五感が働く分、しっかりと身に付きますよ。
更新日:2025年07月01日