ツキノワグマに注意してください

更新日:2023年11月14日

 クマによる被害は、クマの生息地で発生するものと人間の生活域で発生するものがあります。それぞれの状況に合った対策や取り組みを行うことが重要です。

クマの生息地で事故に遭わないために

クマと出会わないために

  • 自分の存在を知らせる
     クマ鈴やラジオなど、音の出るものを携帯しましょう。
     見通しの悪い場所や、沢沿いなどの音が聞き取りにくい所では、声を出したり手をたたいたりして、存在を知らせましょう。
  • クマの生態や行動についてよく知る
     各季節のクマの食べ物や生態を知ることで、遭遇を避けられます。
  • 目撃や出没情報のあった場所には近付かない
  • クマの新しい痕跡(ふん、食痕、爪痕など)があった際は、十分気を付ける
  • 春と秋は事故も多くなる傾向にあるので、特に注意が必要

クマに出会ってしまったら

  • 距離が離れていた場合(クマがこちらに気付いていない)
     ゆっくりと静かに立ち去る。
  • 比較的距離が近い場合(50メートル程度)
     両腕を振り、こちらの存在をクマに知らせ、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退する。森林内であれば、万が一の突進に備えてクマとの間に障害物が来るようにする。
  • 距離が近い場合(20メートル程度)
     クマがパニックになり突発的な攻撃をする可能性があるため、刺激しないことが大切。走ったり大声を出したりせず、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退する。森林内であれば、万が一の突進に備えてクマとの間に障害物が来るようにする。
  • クマが突進してきたら(威嚇突進)
     威嚇突進の場合は、途中まで止まり後退することが多い。落ち着いて、クマとの間に障害物が来るようにゆっくりと後退する。
  • クマが突進してきたら(本当の攻撃)
     クマスプレーを目や鼻をめがけて噴射する。
     クマスプレーが無い場合は、防御姿勢をとる。
  • 子グマを見たら
     近くに母グマいるが可能性があるので近寄らず、できるだけ遠くに立ち去る。

人間の生活域で被害に遭わないために

周辺環境をチェック

  • 誘引物(放置果樹、廃棄農作物、生ごみなど)の除去
  • 農耕地への電気柵などの設置と管理
  • クマの集落周辺への侵入や、一時的な定着を防止するための耕作放棄地等の整備や藪の刈り払いなど

ツキノワグマに関する詳しい情報は、下記ウェブサイトをご覧ください。

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