ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症

更新日:2026年04月24日

概要・目的

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50パーセント以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、平成25年度から定期接種が行われています。

平成25年6月14日の厚生労働省の会議で、頻度は低いがワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛が接種後に見られたことから、副反応の発生頻度など明らかになり国民に適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種はお勧めしないことが決定されました。

しかし、令和3年11月26日付で、厚生労働省から通知があり、HPVワクチンの接種を勧奨することとなりました。

対象者

定期接種

中学1年生から高校1年生までの女子

  • 4月下旬頃に中学1年生女子に案内と予診票を郵送します

接種時期と回数

ワクチンの種類 予防できるHPV型 接種スケジュール

9価ワクチン

(シルガード®)
HPV6、11、16、18、31、33、45、52、58型

【15歳の誕生日前日までに1回目の接種を行う場合】合計2回接種

6カ月の間隔をおいて2回接種で完了となる。

【15歳以上で1回目の接種を行う場合】合計3回接種

2カ月の間隔をおいて2回、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて1回接種で完了となる。

 

HPV予防接種のスケジュール

※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5カ月以上あけます。5カ月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2カ月後と6カ月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3カ月以上(※3)あけます。

持ち物

母子健康手帳、予診票、本人確認書類(マイナンバーカードなど)、福祉医療受給者証、お薬手帳(服薬中の方)、診察券(医療機関によって不要な場合もあります)

保護者の同意について

 16歳未満の方が接種する場合は、保護者の同意が必要です

(注意)

  • 13歳以上の方は、保護者が予防接種について理解し、納得してお子さんに予防接種を受けさせることを希望する場合、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票(保護者が同伴しない場合)に保護者自らが署名することで、保護者の同伴なしで予防接種を受けることができるようになりました。
  •  ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票(保護者が同伴しない場合)の用紙を利用する場合は、以下からダウロードするか、健幸推進課に連絡ください。

料金

無料

(注意)対象年齢から外れた方などは自己負担となります。接種時点で恵那市に住民登録がない方は接種できません。

実施医療機関

令和8年度 HPV予防接種案内の恵那市指定医療機関を参照ください

岐阜県内の指定医療機関で接種する場合

岐阜県広域予防接種事業に伴い、県内の他市町村の医療機関にかかりつけ医がある方はかかりつけ医に相談ください。

県外等の指定外医療機関で接種する場合

やむをえない事情などにより、岐阜県広域化予防接種事業の協力医療機関以外の医療機関や、県外での接種を希望する方は、恵那市へ申請する必要があります。

申請書を提出する前に、健幸推進課へ連絡ください。

手順

  1. 恵那市に「恵那市予防接種実施依頼書交付申請書」を提出する(郵送可)
  2. 希望の医療機関へ恵那市が依頼し、恵那市から依頼者へ連絡がいく
  3. 医療機関の予診票または医療機関の予診票を使用し、接種と支払い(全額)を行う
    (注意)医療機関で領収書、明細書、使用した予診票(コピー可)をもらってください
  4. 恵那市へ以下の書類を提出する
    予防接種費用の助成申請書
    領収書
    明細書
    通帳のコピー(銀行カード可)
    使用した予診票(未使用の恵那市の予診票が手元にある場合は一緒に提出ください)
  5. 恵那市から助成額が振り込まれる
    (注意)振り込み後、提出した領収書、明細書と恵那市からの明細書を送付します

備考

接種を希望する方は、厚生労働省のウェブサイトや以下のリーフレットを読み、ワクチンの有効性やリスクなどを十分理解した上で、接種に臨んでください。

病気の説明

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、人にとって特殊なウイルスではなく、多くの人が感染し、そしてその一部が子宮頸がん等を発症します。100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの約50から70パーセントは、HPV16、18型感染が原因とされています。

HPVに感染してもほとんどの場合、ウイルスは自然に排除されてしまいますが、ウイルスが排除されず長期間感染が続く場合があり、ごく一部のケースで数年から十数年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。したがって、ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し早期治療することで、子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待できます。

この記事に関するお問い合わせ先

健幸推進課 母子保健係

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎2階

電話番号:0573-26-6823
ファクス:0573-20-2122