ロタウイルス感染症
概要・目的
ロタウイルスの感染による、ロタウイルス胃腸炎の重症化を予防する予防接種です。
接種方法は、経口接種です。接種を希望される方は、市から配布された説明書を必ずよく読んでから予防接種をしてください。
令和2年10月1日からロタウイルス感染症予防接種が定期予防接種となりました。
対象者
出生6週0日後から24週0日後または32週0日後までの方
(注意)接種するワクチンにより対象時期が異なります。
接種時期と回数
ワクチンは2種類あり、種類によって接種時期、接種回数は異なります。
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ロタリックス | ロタテック |
回数 |
(27日以上間隔をあけて)2回 | (27日以上間隔をあけて)3回 |
時期 |
出生6週0日後~出生24週0日後までの間(標準開始時期は生後2か月) |
出生6週0日後~出生32週0日後までの間(標準開始時期は生後2か月) |
(注意)原則、初回1回目の接種は、生後2カ月に至った日から出生14週6日後までに接種が必要です。
(注意)「出生〇週〇日後」とは、出生日の翌日を1日として数えて出した日のことです。
(注意)どちらかのワクチンを選択し、同じ種類のワクチンで、決められた回数を接種をします。
実施医療機関
恵那市母子健康カレンダーの恵那市指定医療機関一覧を参照ください。
接種には、医療機関への予約が必要です。
持ち物
母子健康手帳、予診票、本人確認書類(マイナンバーカード等)、福祉医療受給者証
料金
無料
(注)対象の年齢から外れた方などは自己負担となります。ただし、長期間の療養が必要な病気にかかったなど、定期接種の機会を逃した方は公費で接種できることがあります。健幸推進課まで相談ください。
病気の説明
ロタウイルス胃腸炎とは、口から侵入したロタウイルスが腸管に感染して発症します。感染力が非常に強く、手洗いや消毒などをしっかりしても、感染予防をすることが難しいため、乳幼児のうちにほとんどの子どもが感染します。下痢や嘔吐は1週間程度で治りますが、下痢、嘔吐が激しくなると、脱水症状を起こす場合もあり、乳幼児の急性胃腸炎の入院の中で、もっとも多い感染症です。一生のうちに何度も感染するウイルスですが、初めてロタウイルスに感染した時は、特に重症化しやすく、まれに脳や腎臓に影響をおよぼすこともあり、注意が必要です。生後、すぐに感染する場合もあるので、ワクチンの接種は、早い時期に完了させます。
この記事に関するお問い合わせ先
健幸推進課 母子保健係
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎2階
電話番号:0573-26-6823
ファクス:0573-20-2122
更新日:2025年07月08日