麻しん風しん

更新日:2023年04月03日

概要・目的

はしか・風しんに対する免疫をつける予防接種です。

対象者

  • 1期 1歳から2歳未満の方
  • 2期 5歳以上7歳未満の年長児(平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれ) 

(注意)
有効期間は、小学校に就学する日の1年前から小学校に就学する日の前日までです。
2期の対象の方には、年長時の4月中に個別に案内を郵送します。

実施医療機関

恵那市母子健康カレンダーの恵那市指定医療機関一覧を参照ください。

接種には、医療機関への予約が必要です。

持ち物

母子健康手帳、予診票(1期の方は、すくすくガイドの予診票を使用してください。2期の対象の方には個別に予診票を郵送します)、健康保険証、福祉医療受給者証

料金

無料

ただし、対象の年齢から外れた場合等は、自己負担となります(長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった者等の定期接種の機会の確保で対象に該当する方は公費で接種できます。下記までご連絡ください)

病気の説明

麻しん

麻しんウイルスの空気感染によって起こります。

感染力が強く予防接種を受けないと、多くの人がかかる病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3から4日間は38度前後の熱で、一時収まりかけたかと思うと、また39度から40度の高熱と発疹が出ます。高熱は3から4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。

主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。脳炎は約1,000人に1から2人の割合で発生がみられます。また、亜急性硬化性脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約10万例に1から2例発生します。予防接種を受けずに、麻しん(はしか)にかかった人は数千人に1人の 割合で死亡します。

風しん

風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。

潜伏期間は2から3週間です。軽い風邪症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか、眼球結膜の充血もみられます。発疹も熱も約3日間で治るので「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。

合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。

妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った児が生まれる可能性が高くなります。

この記事に関するお問い合わせ先

健幸推進課 母子保健係

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎2階

電話番号:0573-26-6823
ファクス:0573-20-2122