恵那市とポーランド共和国との交流
恵那市の紹介
恵那市は、名古屋市の中心部から約60キロメートル。岐阜県南東部に位置し、愛知県と長野県に隣接した、山紫水明の豊かな自然に恵まれた地域です。山に囲まれ、山あいには木曽川や阿木川、矢作川などが流れ、四季折々の姿を楽しむことができます。
県立自然公園に指定されている恵那峡、中山道の宿場町・大井宿、800年の歴史を持つ城下町岩村、レトロな雰囲気漂う日本大正村がある明智などもあり、歴史の魅力あふれる町でもあります。
恵那市の概要
- 人口 47,265人(令和5年5月)
- 面積 504.24平方キロメートル
- 主な産業 紙・パルプ、窯業・土石製品製造業
- 平均気温
1月最低気温-3.5度、最高気温7.2度
8月最低気温21.2度、最高気温32.1度 - アクセス
名古屋から鉄道で約1時間
高速道路で約50分
岐阜県恵那市
動画で紹介
ポーランド共和国との交流
令和3年7月18日から31日までの14日間、ポーランド共和国のカヌーチームが笠置峡ボート・カヌー場で、東京2020オリンピックに向けた事前キャンプを行いました。
そのホストタウン事業をきっかけとして、本市では、ポーランド共和国との交流を進めています。
事前キャンプに至るまで
(2019年9月)ポーランドカヌーチームが、事前キャンプ地を笠置峡に決定。
(2021年7月)駐日ポーランド大使が訪問。交流の第一歩を踏み出す。
事前キャンプ
(2021年7月)キャンプ中は、コロナ禍のためオンラインで交流会などを開催した。
(2021年7月)少しでも恵那を楽しんでもらいたいと、地域の味を弁当にして提供。
(2021年7月)地元小中学生や市民に向けての公開練習。子供たちは手作りの旗で応援した。
(2021年7月)東京に出発する選手を見送り。「アリガトウ、エナ」の言葉をもらう。
(2021年8月)関係者がテレビで試合観戦。ポーランドチームの健闘に大きな拍手。
(2021年8月)オリンピックでカヌーチームは、銀メダル1組、銅メダル1組を獲得!
キャンプ記念碑
(2022年7月)事前キャンプの交流の記録を後世に残そうと、笠置峡ボート・カヌー場に記念碑を設置。駐日ポーランド大使を招き、記念式典を行った。
ウクライナ情勢に関するポーランド支援
(2022年3月)ホストタウン事業の関係者が発起人となり、ポーランドの避難民への救援活動を支援するための寄付金の募集を開始。
(2022年5月)募金は、開始から約1カ月半で、全国から785万円を超える寄付金が寄せられ、ポーランド赤十字に送金した。
事前キャンプ地に近い恵那北中学校では、生徒会が募金活動を行い、市国際交流協会を通じてポーランド赤十字に送金した。
生徒らの募金活動に直接感謝を伝えたいと、駐日ポーランド大使が恵那北中学校の卒業式に出席。
シロンスク県来訪
オリンピックに出場した選手のうち2人がシロンスク県の出身だった縁で、令和5年4月4日から5日にかけて、同県知事らが岐阜県を訪れました。
5月9日・10日にはフォークダンスチーム「イステブナ」が訪問。さらに交流を深めました。
シロンスク県知事の訪問
(2023年4月)4月6日には恵那市を訪問。市役所玄関で関係者や職員が出迎えた。
中山道広重美術館では、浮世絵版画の展覧会を鑑賞したり、木版画の摺り体験を楽しんだ。
笠置峡で記念碑の説明を受け、知事は「素晴らしい環境で練習できたことに感謝している」とコメントした。
川辺では、霧が煙る木曽川を背景に記念撮影をする姿も見られた。
フォークダンスチームの公演
イステブナの公演には約600人の市民が訪れ、華やかな衣装と、弦楽器の演奏に合わせた軽快な踊りを楽んだ。
途中、ステージに子どもたちが上がり、イステブナの団員と一緒に踊りを楽しむ場面もあり、会場からは、声援や拍手が贈られた。
この記事に関するお問い合わせ先
企画課 交流連携室
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎3階
電話番号:0573-26-6806
ファクス:0573-26-4799
更新日:2023年05月19日