ポーランド共和国のホストタウンです

更新日:2021年07月07日

ホストタウンとは

日本の自治体と「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京大会)」に参加する国・地域の住民等がスポーツ、文化、経済などの多様な分野で交流することを通じて、地域の活性化等に活かし、東京大会を超えた末永い交流を実現することを目的とした取り組みです。

恵那市の取り組み

恵那市では、オリンピックボート・カヌー競技の事前キャンプ地を笠置峡にしたいとの思いから、平成28年から誘致活動を行ってきました。その結果、令和元年6月、ポーランド共和国カヌー連盟が笠置峡を事前キャンプ地に決定。同年9月に市と協定を結びました。
その後、恵那市はポーランドのホストタウンに登録し、さまざまな交流事業を行ってきました。

ポーランド共和国って、どんな国?

ポーランドと日本

2019年、日本とポーランドは国交樹立100周年を迎えました。国旗の色は赤と白、面積もほとんど同じで、はっきりとした四季もあります。両国とも憲法記念日は5月3日という偶然の共通点も。日本ではショパンの音楽が人気で、ポーランドでは日本食が好まれています。

親日家が多いポーランド

親日国といわれているポーランドですが、それには理由があります。
今から225年前、ポーランドは、ロシア・オーストリア・プロイセンの3国に分割されてしまいました。祖国を失った人々は抵抗を続けましたが、殺害されたり、シベリアへ送られたりして、難民生活を強いられました。
その123年後の1918年、第一次世界大戦後に独立を回復。人々はシベリアから帰国しようとしました。しかし、ソ連によって、唯一の帰国ルートであったシベリア鉄道が遮断されてしまいます。ポーランド政府は、せめて孤児だけでもと、各国に救出を依頼しましたが、多額の費用が掛かるため動いてくれませんでした。そんな中、世界で唯一名乗りを上げたのが日本でした。
救出活動は困難を極めましたが、日本陸軍と日本赤十字社は、765人の孤児を日本に脱出させました。教科書には載っていませんが、ポーランドでは有名な話です。
ポーランドでは「あの時の恩返し」と、阪神淡路大震災や東日本大震災などで救済活動に赴き、日本のピンチに手を差し伸べてくれました。

ポーランド共和国の首都ワルシャワ

ポーランド共和国の首都ワルシャワ

クラクフ中央広場

クラクフ中央広場

ポーランド共和国の民族衣装
ポーランドの伝統料理

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