リチウムイオン電池の処理方法
幅広く利用されているリチウムイオン電池
リチウムイオン電池は、充電して繰り返し使える上、小型・軽量で高電圧を備えていることが特徴です。近年では、モバイルバッテリーや加熱式たばこ、コードレス掃除機、スマートフォン、電気シェーバー、電動工具、ハンディファン、電動玩具、作業服用ファンなど、さまざまな電子機器に内蔵され、私たちの身近なところで広く利用されています。
リチウムイオン電池などの処理方法
【リチウムイオン電池・リチウムイオン電池を用いた手のひらサイズの小型家電】

リチウムイオン電池
携帯電話・スマートフォン
モバイルバッテリー
加熱式たばこ
ゲーム機・ハンディファン

乾電池用のコンテナ

モバイルバッテリー、加熱式たばこ、スマートフォン、ハンディファン、ワイヤレスイヤホン、携帯ゲーム機などの小さな製品は、3カ月に1回ある乾電池の収集日(6月・9月・12月・3月)に乾電池のコンテナに入れてください。早く処分したい場合は、ふれあいエコプラザやエコセンター恵那、恵南クリーンセンターあおぞらにも持ち込むことができます。
電池部分を簡単に取り外すことができる製品は、電池を取り外し、乾電池のコンテナに入れてください。取り外しが簡単にできない製品は、無理に外そうとすると発煙・発火の危険性があるため、分解せずにそのまま出してください。
【リチウムイオン電池を用いた手のひらサイズより大きな小型家電】


ロボット掃除機

乾電池のコンテナに入りきらない小型家電製品は、不燃ごみとして、指定袋に入れてステーションに出してください。ふれあいエコプラザでは一部の小型家電は無料で回収できます。
ふれあいエコプラザ引き取り可能な小型家電について (PDFファイル: 269.7KB)
電池部分を簡単に取り外しができる製品は取り外し、乾電池のコンテナへ入れてください。取り外しが簡単にできない製品は無理に外そうとすると発煙・発火の危険性があるため、分解せずにそのまま排出してください。
不燃ごみとして収集した小型家電は、破砕処理する前にリサイクルセンターで分別するため、火災事故には至りません。
【膨張したリチウムイオン電池】
ふれあいエコプラザやエコセンター恵那、恵南クリーンセンターあおぞらに持ち込むことで処分することができます。
【電極が露出しているリチウム蓄電池について】
電極部を絶縁テープなどで絶縁処理をしてから出すようにしてください。
電池全体をテープで覆った過剰な絶縁処置の状態では電池の種類が不明でリサイクルできません。金属端子部のみ絶縁し電池の種類やメーカー名が確認できるようにしてください。
※出典(一財)JBRC
リチウムイオン電池による火災について
私たちの生活に欠かせないリチウムイオン電池。利便性が高い一方で、捨て方を間違えると、ごみ収集車やごみ処理施設での火災の原因となり、大きな事故につながることがあります。
実際に全国各地でリチウムイオン電池が原因とみられる火災が多発しています.
リチウムイオン電池の発火が原因で、リサイクル工場の建屋・設備が焼けてしまった事例
※出典 (公財)日本容器包装リサイクル協会
リチウムイオン電池の発火の起こる仕組み
リチウムイオン電池が破砕機に押しつぶされ、ショート・発火するイメージ
※出典 (公財)日本容器包装リサイクル協会
リチウムイオン電池は、内部に燃えやすい溶媒を含むため、発火リスクが特に高いとされています。
エコセンター恵那や市リサイクルセンターでは、第一処理工程の「破砕機」の刃によって、リチウムイオン電池が押し潰され、ショートや発火が発生する可能性があります。その際、発火したリチウムイオン電池が周囲のプラスチックなどに引火し、火災が拡大する恐れがあります。一度火が広がると、プラスチックの燃焼により消火が難しくなるケースも少なくありません。
このような火災事故が起こった場合、市のごみ処理やごみ収集がストップする危険性が高まります。正しい分別への協力をお願いします。
【外部リンク】
この記事に関するお問い合わせ先
環境課 ゼロカーボン推進室
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎2階
電話番号:0573-26-6847
ファクス:0573-25-8204











更新日:2025年10月31日