ごみ処理広域化に向けた動き

更新日:2025年03月28日

広域ごみ処理施設の建設候補地を募集します

募集の詳細は次のとおりです。

一般廃棄物処理施設整備基本構想の策定

 一般廃棄物処理施設整備基本構想について令和7年1月15日から2月13日までパブリックコメントを実施しました。

 パブリックコメントの結果は次のとおりです。

 令和7年3月4日、中津川・恵那広域ごみ処理施設整備建設候補地検討委員会から、恵那市長および中津川市長へ、広域ごみ処理施設の整備方針を取りまとめた一般廃棄物処理施設整備基本構想の策定の報告がありました。

中津川市・恵那市広域ごみ処理施設整備建設候補地検討委員会

 中津川市と恵那市が計画している広域ごみ処理施設の建設候補地を検討するため、検討委員会を開催しています。委員会の詳細は下記の「中津川・恵那広域行政推進協議会」のホームページをご覧ください。

広域化ってどういうこと?

 ごみ処理の広域化とは、現在、各市で処理しているごみを、自治体の枠を超えて、一カ所で処理することです。

広域化の必要性

 現在、恵那と中津川の両市には、それぞれのごみ処理施設がありますが、どちらも供用開始から 20年以上が経ち、老朽化が見られるとともに同時期に更新を迎えます。
 一方で、国などはごみ処理施設の広域化・集約化を勧めているため、両市でも、広域化に向けて話し合いを始めました。

〈現在の施設の状況〉

 当市のエコセンター恵那は平成15年に供用を開始し、地元との使用協定が令和14年度までとなっています。

 中津川市の中津川環境センターは平成16年に供用を開始し、令和6年度で20年目となります。また、最終処分場につきましては、稼働期限が令和14年度までとなっています。

エコセンター恵那

エコセンター恵那

広域化の推進に関する検討の経緯

  • 令和元年度、中津川・恵那広域行政推進協議会を母体に協議を開始し、専門部会である「環境部会」を令和2年2月27日に設置し、ごみ処理広域化に関する協議・検討を行っています。
  • 令和2年7月1日、「東濃地域廃棄物処理事業対策協議会幹事会」において「地理的条件(所要時間・距離)を考慮すると、中津川市と恵那市は広域化を協議するべき」と両市が判断しました。
  • 「中津川・恵那広域行政推進協議会政策会議」において勉強を重ね、ごみ処理広域化を図る協議を始めるために、令和4年3月28日、基本合意書を締結しました。

広域化の推進に関する基本合意

 中津川市・恵那市の両市の役割分担を定め、相互にごみを共同処理するための基本方針について下記の通り合意しました。

基本方針

  1. 一般廃棄物処理施設、中継施設、最終処分場及び付帯施設の建設、管理運営について協議する。
  2. 新ごみ処理施設の一般廃棄物処理対象地域は構成団体の行政区域とする。
  3. 新ごみ処理施設の稼働目標年度は、令和15年度を目処とする。
  4. 基本合意に定めのない事項及び疑義が生じた事項については、構成団体で協議の上、決定する。

合意した理由

 新たなごみ処理施設の建設や維持管理、運営には、大きな費用が必要となります。ごみ処理を広域化し、恵那と中津川の両市が連携することで、施設の維持管理費や運営費用の削減が期待できます。両市のごみ処理に関する財政負担を軽減するため今回の合意となりました。

ごみ処理広域化に向けた基本合意書の締結式

ごみ処理広域化に向けた基本合意書の締結式

協議開始から現在までの動き(令和2年1月から令和7年3月まで)

今後の予定

 広域化の効果と課題を整理して両市の共通認識として再確認し、令和15年度の稼働に向け、施設整備基本計画の策定、建設地の候補地選定、一部事務組合の設立などに必要な準備を進めます。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課 施設係

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎2階

電話番号:0573-26-6847
ファクス:0573-25-8204