ポーランド共和国と恵那市との交流

恵那市の紹介
恵那市は、名古屋市の中心部から約60キロメートル。岐阜県南東部に位置し、愛知県と長野県に隣接した、山紫水明の豊かな自然に恵まれた地域です。山に囲まれ、山あいには木曽川や阿木川、矢作川などが流れ、四季折々の姿を楽しむことができます。
県立自然公園に指定されている恵那峡、中山道の宿場町・大井宿、800年の歴史を持つ城下町岩村、レトロな雰囲気漂う日本大正村がある明智などもあり、歴史の魅力あふれる町でもあります。



恵那市の概要
- 人口 47,265人(令和5年5月)
- 面積 504.24平方キロメートル
- 主な産業 紙・パルプ、窯業・土石製品製造業
- 平均気温
1月最低気温-3.5度、最高気温7.2度
8月最低気温21.2度、最高気温32.1度 - アクセス
名古屋から鉄道で約1時間
高速道路で約50分


岐阜県恵那市
動画で紹介
ポーランド共和国との交流
令和3年7月18日から31日までの14日間、ポーランド共和国のカヌーチームが笠置峡ボート・カヌー場で、東京2020オリンピックに向けた事前キャンプを行いました。
そのホストタウン事業をきっかけとして、本市では、ポーランド共和国との交流を進めています。
ポーランド共和国と恵那市の交流(平成31年度から令和4年度)
事前キャンプに至るまで

(2019年9月)ポーランドカヌーチームが、事前キャンプ地を笠置峡に決定。

(2021年7月)駐日ポーランド大使が訪問。交流の第一歩を踏み出す。
事前キャンプ

(2021年7月)キャンプ中は、コロナ禍のためオンラインで交流会などを開催した。

(2021年7月)少しでも恵那を楽しんでもらいたいと、地域の味を弁当にして提供。

(2021年7月)地元小中学生や市民に向けての公開練習。子供たちは手作りの旗で応援した。

(2021年7月)東京に出発する選手を見送り。「アリガトウ、エナ」の言葉をもらう。

(2021年8月)関係者がテレビで試合観戦。ポーランドチームの健闘に大きな拍手。

(2021年8月)オリンピックでカヌーチームは、銀メダル1組、銅メダル1組を獲得!
キャンプ記念碑

(2022年7月)事前キャンプの交流の記録を後世に残そうと、笠置峡ボート・カヌー場に記念碑を設置。駐日ポーランド大使を招き、記念式典を行った。

ウクライナ情勢に関するポーランド支援

(2022年3月)ホストタウン事業の関係者が発起人となり、ポーランドの避難民への救援活動を支援するための寄付金の募集を開始。

(2022年5月)募金は、開始から約1カ月半で、全国から785万円を超える寄付金が寄せられ、ポーランド赤十字に送金した。

事前キャンプ地に近い恵那北中学校では、生徒会が募金活動を行い、市国際交流協会を通じてポーランド赤十字に送金した。

生徒らの募金活動に直接感謝を伝えたいと、駐日ポーランド大使が恵那北中学校の卒業式に出席。
ポーランド共和国と恵那市の交流(令和5年度)
シロンスク県来訪
オリンピックに出場した選手のうち2人がシロンスク県の出身だった縁で、令和5年4月4日から5日にかけて、同県知事ヤコブ・ヘウストフスキ氏らが岐阜県を訪れました。
5月9日・10日にはフォークダンスチーム「イステブナ」が訪問。さらに交流を深めました。
シロンスク県知事の訪問

(2023年4月)4月6日には恵那市を訪問。市役所玄関で関係者や職員が出迎えた。

中山道広重美術館では、浮世絵版画の展覧会を鑑賞したり、木版画の摺り体験を楽しんだ。

笠置峡で記念碑の説明を受け、知事は「素晴らしい環境で練習できたことに感謝している」とコメントした。

川辺では、霧が煙る木曽川を背景に記念撮影をする姿も見られた。
フォークダンスチームの公演

(2023年5月)イステブナの公演には約600人の市民が訪れ、華やかな衣装と、弦楽器の演奏に合わせた軽快な踊りを楽んだ。

途中、ステージに子どもたちが上がり、イステブナの団員と一緒に踊りを楽しむ場面もあり、会場からは、声援や拍手が贈られた。
ポーランド共和国への渡航・一連の交流
駐日ポーランド共和国大使館およびポーランドオリンピック委員会からの強い要請を受け、当市は2023年5月にポーランド共和国へ渡航し、ポーランドオリンピック委員会の公式行事およびオリンピックピクニックに参加しました。
同年8月30日には、岐阜県と同国シロンスク県の間で友好協力の覚書(MOU)締結式典が開催されました。両県の交流のきっかけを作った恵那市にも式典への同席依頼があり、公式行事に参加しました。
また、クラクフ市にある日本美術技術博物館マンガを訪れ、2024年3月に恵那市の中山道広重美術館との友好協力協定の締結に向けた話し合いを進めることで合意しました。
ポーランド共和国オリンピック委員会公式行事とオリンピックピクニックへの招待(2023年5月)
ポーランド・オリンピック委員会の公式行事とオリンピックピクニックへの参加について、強い参加要請があり、初めてポーランド共和国を訪問。2023年5月26日、同委員会公式行事において、感謝のメダルを授与されました。
翌27日にワルシャワ市ケンパ・ポトツカ公演で開催された「オリンピック・ピクニック」に参加しました。恵那市ブースを出展し「浮世絵刷り体験」を実施するとともに恵那市をPRしました。恵那市のブースは、正午から午後6時まで行列が絶えませんでした。
ポーランド・オリンピック委員会公式行事。恵那市に対し、感謝のメダルが授与されました。

オリンピック・ピクニック出展の恵那市ブースの様子。
岐阜県とシロンスク県との友好協力の覚書の締結(2023年8月)
2023年8月30日、シロンスク県と岐阜県の友好協力に関する覚書調印式典と一連の公式行事へ参加しました。
調印式典終了後、ポーランド・クラクフ市の国立施設である日本美術技術博物館マンガを訪問し、恵那市の中山道広重美術館との間で友好協力協定の締結について協議を行いました。
シロンスク県と岐阜県の友好協力に関する覚書調印式典の様子
日本美術技術博物館マンガ訪問の様子
日本美術技術博物館マンガ館長らを恵那市に招待(2024年1月)
「万博国際交流プログラム」制度を活用し、日本美術技術博物館マンガの館長御一行を恵那市に招待しました。
中山道広重美術館での協議、恵那北中学校生徒との交流、市内視察、岐阜県庁訪問など、短い日数でしたが岐阜県と恵那市を知ってもらいました。

恵那北中学校を訪問したカタジナ・ノヴァク館長ら

中山道広重美術館を初めて訪れたカタジナ・ノヴァク館長ら
岐阜県ポーランド交流協会の設立(2024年2月)
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に出場したカヌーチームの事前キャンプ地となったことをきっかけに、本市とポーランド共和国は、さまざまな交流を進めてきました。それが縁で岐阜県でも同国との交流が始まり、2月27日、岐阜県ポーランド交流協会が設立されました。
会長には恵那商工会議所の阿部伸一郎会頭が、副会長には市国際交流協会の田代久美子会長が選出され、3月に日本美術技術博物館(クラクフ市)と中山道広重美術館(恵那市)が友好協力に関する協定を締結するなどの事業計画も決定されました。
同協会の事務局は、恵那市内、恵那市国際交流協会に置かれました。

設立総会の様子

設立時役員
日本美術技術博物館マンガと中山道広重美術館との友好協力の協定締結式典(2024年3月)
3月28日、「日本美術技術博物館マンガ(ポーランド共和国クラクフ市)」と本市の中山道広重美術館が、友好協力協定を結びました。
この協定は、両館が、日本の芸術文化に関する研究や普及活を協力して行い、また、両国の芸術文化に関する情報交換を行うことで、両館の発展を促進することを目的としています。
「万博国際交流プログラム」制度を活用し、日本とポーランド共和国で、両館の協定締結を広く周知するリーフレットを作成しました。

協定書を持つ、カタジナ・ノヴァク館長(日本美術技術博物館マンガ)と長谷川佳子理事長(中山道広重美術館)
中山道甚平坂(恵那市大井町)を訪れた日本美術技術博物館マンガの皆さんが、歌川広重の碑の前で記念撮影
ポーランド共和国と恵那市の交流(令和6年度)
中山道広重美術館学芸員によるマンガ館訪問交流(2024年4月)
2024年4月、協定に基づき、中山道広重美術館の学芸員2人が日本美術技術博物館マンガを訪れました。
学芸員は、同館で開催されていた二つの広重展を視察し、展示方法や資料の保管方法などを学びました。合わせて、今後の交流について協議を行いました。

ポーランドに避難しているウクライナのこどもたちの絵画展 in 恵那(2024年6月~7月)
恵那市中央図書館エントランスで開催しました
世界の平和や子どもたちの未来について考える機会として、市内で初めてポーランドに避難しているウクライナの子ども達の版画展を開催しました。
岐阜県生まれ長野県育ちで、ポーランド在住の坂本龍太朗さん (ワルシャワ日本語学校教頭)がウクライナ避難民の援助や支援物資の輸送などを継続して行っています。展示の絵はウクライナから ポーランドに避難している子どもたちが描いた作品で、日本全国を巡回展示しているものです。
ポーランド国立民族合唱舞踊団シロンスク・団員との交流会と舞踊ワークショップ(2024年10月)

団員との交流会では、東野歌舞伎保存会による「白波五人男」の上演や五平餅のふるまいなどを行いました。

公演当日の午前中、長島小学校5年生を対象に舞踊ワークショップを開催、全員がポロネーズの舞踊を学びました。
ポーランド国立民族合唱舞踊団シロンスク恵那公演(2024年10月)
10月10日、恵那文化センターで、ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」による「林檎の花咲く国ポーランド」が上演されました。
この公演は「岐阜県とシロンスク県の協力と友好関係の発展に関する覚書」に基づき行われたもので、11日には岐阜市でも上演されました。
公演では「シロンスク」のメンバー約60人が色とりどりの民族衣装に身を包み、ダンスや合唱といったパフォーマンスを披露。集まった観客667人は、普段見ることができない華やかなパフォーマンスに魅了され、手拍子をしながら楽しんで観劇していました。




日本美術技術博物館マンガ開館30周年記念式典への招待(2024年11月)
日本美術技術博物館マンガから、同館の開館30周年記念式典への招待を受け、恵那市長の代理として、教育長が式典に出席しました。
11月30日に行われた記念式典では、カタジナ・ノヴァク館長と、同館設立者の一人、クリスティーナ・ザフファトビッチ=ワイダ氏による対談の中で、中山道広重美術館との交流について紹介いただきました。また、ポーランド共和国文化国家遺産大臣代理、マウポスルカ県副知事、クラクフ市長に並び、恵那市教育長も登壇して挨拶を行いました。
中山道広重美術館との交流紹介の様子
恵那市教育長挨拶の様子
ポーランド共和国と恵那市の交流(令和7年度)
ポーランド広報文化センター共催「ポーランドジャズ公演 in 恵那」の開催(2025年5月)
2025年5月14日の夜、飯地町の五毛座で、ポーランドのジャズグループ「レマンチク ゴリツキ サルネツキ トリオ」による公演が行われました。
公演は、ポーランド・ジャズ財団によるワールドツアーの一環として行われるもので、日本では、東京、神戸、そして恵那市の3カ所で開催されました。
飯地町をはじめ、県内外から188人の来場があり客席は満席に。観客は、朴葉寿司やジビエ料理、酒などを味わいながら鑑賞しました。
本公演は、ポーランド広報文化センターの後援、(公財)岐阜県国際交流センターの支援を受けて実現したものです。

会場の五毛座(恵那市飯地町)は満席に
ポーランド共和国カヌーチーム合宿地記念碑にて
ジャズ公演の翌16日、恵那北中学校生徒と、恵那北小学校、中野方小学校、飯地小学校児童が恵那北中学校に集まり、演奏を聞いたり学校の様子を紹介するなどの交流を行いました。
交流事業に集まった児童生徒は、バンドによる演奏を聴いたり、学校の様子を紹介し合ったりするなどの交流を行いました。

トリオは、オリジナル曲を1曲披露。間近で演奏されるジャズに、子どもたちは聴き入っていました。

2025年日本国際博覧会ポーランド憲法記念日式典及び舞踊パレードへの参加(2025年5月)
日本とポーランド共和国共通の憲法記念日である5月3日、2025日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内で、ポーランド国立民族合唱舞踊団シロンスクによる舞踊パレードが行われ、ポーランドパビリオンから招待された恵那市の子どもたち19人が参加しました。
ポーランドパビリオン前で行われた記念式典のあと、舞踊団のメンバー約40人がダンスや合唱を披露。式典に参加した子どもたち、多くの観客は、普段見ることができない舞踊団のパフォーマンスに魅了されました。
式典終了後、パビリオン前から大屋根リングに向かって、子どもたちや舞踊団などが両国の国旗を持って、200メートルほどパレードし、リング到着後、記念写真を撮りました。



日本美術技術博物館と中山道広重美術館との共同展示事業「マテウシュ・コウェク さまよう街 」の開催(2025年8月)
中山道広重美術館は、6月19日から8月24日まで、日本美術技術博物館マンガ(ポーランド共和国)との共同企画展「マテウシュ・コウェク さまよう街」を開催しました。8月10日には、ポーランドから来日したマテウシュ・コウェクさんによるアーティストトークが開催され、市内外から約40人が参加しました。また、翌11日には、ドローイングワークショップが行われ、事前に応募した12人がネコの絵をどのように書いていくかを学びました。
共同企画展の詳細(中山道広重美術館)
アーティストトークの様子(恵那ダイアリー)

アーティストトークの様子

マテウシュ・コウェク さまよう街
展示の様子
ドローイングワークショップ
2025年日本国際博覧会ポーランドナショナルデーへの招待(2025年10月)
ポーランドパビリオンより招待を受け、ポーランドナショナルデーのパレードと記念式典に参加しました。
万博会場もパレードも大変な賑わいでした。
日本美術技術博物館マンガとの青少年交流事業参加者壮行会(2026年3月)
3月7日、中山道広重美術館で第22回恵那市こども版画コンクールの表彰式が行われ、優秀賞を受賞した子どもたちが表彰されました。
日本美術技術博物館マンガ(ポーランド共和国クラクフ市)との青少年交流事業に参加する、受賞者うちの中学生2人、丸山琴音さんと伊藤陽向さんの壮行会を行いました。
壮行会は、駐日ポーランド共和国特命全権大使のパヴェウ・ミレフスキ閣下、ポーランド投資・貿易庁ポーランドパビリオン政府副代表のエリザ・クロノフスカ・シヴァク氏、前在ポーランド日本国特命全権大使の宮島昭夫氏などが立ち会い、岐阜県ポーランド交流協会の阿部伸一郎会長から選任通知書が手渡されました。
中学生の2人は「ポーランドで、景色や地域の方との交流、地域ならではの食事などを楽しみたい。たくさん学び、たくさん楽しみ、ポーランドの良さを吸収して、帰ってきたらみんなに伝えたい」と語りました。
ミレフスキ大使は、「若い方が交流をはかり、さまざまな体験をしてもらえることは、すばらしいこと。クラクフの街そのものが文化遺産といえる。楽しい、感動的な、心に残る体験がたくさんできることを祈る。恵那市とポーランドの交流を促進するために自分たちにはどんなことができるかを考えてもらいたい」と期待を寄せました。
阿部交流協会長は「さまざまな方々の力があって、恵那市とポーランドの関係がつながってきている。2人にとってきっと人生の良い思い出になる。ポーランドのことを学んで来るのはもちろんだが、アンバサダーとして日本や恵那市の良いところをポーランドの方に伝えてきてほしい」と激励しました。
本事業は岐阜県ポーランド交流協会が主催し、3月26日に日本を出発して29日まで現地に滞在、日本美術技術博物館マンガや同館の日本語学校を訪問し、交流を行うほか、クラクフ市の各所を訪れます。

日本美術技術博物館マンガとの青少年交流事業参加者壮行会集合写真

交流事業に参加する2人と、阿部伸一郎交流協会長、ミレフスキ大使、クロノフスカ政府副代表

青少年交流事業参加者と語らうミレフスキ大使、クロノフスカ政府副代表1
青少年交流事業参加者と語らうミレフスキ大使、クロノフスカ政府副代表2
ポーランドパビリオンのレガシー「モニュメント完成式典」を開催(2026年3月)
3月8日、ポーランドパビリオンを彩った象徴的な木組みを使ったモニュメントの完成式典が、恵那北中学校で開催されました。
今回のモニュメント設置は、岐阜県ポーランド交流協会と恵那市が、パビリオンを管理運営していたポーランド投資・貿易庁(PAIH)と協議して決めました。モニュメントは、同国と恵那市の友好の証として恵那北中学校正門前と恵那市役所本庁舎1階に設置されました。
恵那北中学校は、ポーランド共和国との交流のきっかけとなった東京オリンピックのポーランドカヌーチームの事前合宿地に隣接しており、ウクライナ避難民を支援するポーランド赤十字への募金活動に対する感謝の意を述べるため、同校の卒業式にポーランド大使が参加したこともあります。
式典には、来賓として、駐日ポーランド共和国特命全権大使パヴェウ・ミレフスキ氏、ポーランド投資・貿易庁ポーランドパビリオン政府副代表エリザ・クロノフスカ・シヴァク氏、宮島昭夫前在ポーランド日本国特命全権大使などを招き、生徒や関係者、地元議員、一般参加者など約160人が出席しました。
大使は「このモニュメントを見るたびに、恵那市とポーランドのつながりを思い出してほしい」と挨拶しました。
式典終了後は、大使館からポーランドの伝統的な煮込み料理「ビゴス」と、「シャルロトカ(リンゴケーキ)」が振る舞われ、生徒をはじめ、参加者がポーランド料理を楽しみました。
式典の様子は、駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EUMAG」でも広く紹介されました。
EUMAG EUと加盟国の大阪・関西万博のレガシーを訪ねて(1)ポーランドパビリオンの木組みモニュメント(岐阜県恵那市)

除幕式の様子1

除幕式の様子2

来賓として挨拶をする駐日ポーランド共和国特命全権大使パヴェウ・ミレフスキ氏
来賓として挨拶をするポーランド投資・貿易庁2025年日本国際博覧会ポーランドパビリオン政府副代表エリザ・クロノフスカ・シヴァク氏
来賓として挨拶をする前・在ポーランド日本国特命全権大使宮島昭夫氏
開会の挨拶をする岐阜県ポーランド交流協会会長の阿部伸一郎氏

恵那北中学校生徒による合唱披露

連弾演奏を披露する相場響さん、純さん姉妹

大使館よりビゴスとシャルロトカが振る舞われました
日本美術技術博物館マンガとの青少年交流事業:滞在1日目(2026年3月)
第22回恵那市こども版画コンクールで優秀賞を受賞した中学生、伊藤陽向さんと丸山琴音さんの2人が、ポーランド共和国クラクフの日本美術技術博物館マンガを訪問し、同館の職員や併設されている日本語学校の生徒の皆さんと交流を行いました。
行程は、3月26日に日本を出国し、ヘルシンキ空港で乗り継いだ後、27日午前にクラクフ国際空港へ到着、27日から29日まで滞在し、29日夜に同国を出国、30日夜に日本へ帰国するというものです。
3月27日
27日午前、クラクフ市に無事到着した2人は、まずチャルトリスキ美術館を訪れました。チャルトリスキ美術館は、18世紀末にチャルトリスキ家が収集したコレクションを基礎とし、ヨーロッパ絵画や古代遺物など幅広い文化財を所蔵する、ポーランドでも最も古い美術館のひとつです。2人は、興味のある展示品について写真を撮るなどしながら、熱心に見学していました。
その後、目的地である日本美術技術博物館マンガを訪問し、館内のレストランでピエロギなどのポーランド料理を初めて味わいました。
食事の後は館内の展示を見学し、午後6時からは日本語学校を訪れ、生徒の皆さんとの交流を行いました。自己紹介の後、「これは何?」というクイズ形式で、日本とポーランドそれぞれの風習について説明し合いながら交流を深めました。生徒の皆さんは非常に熱心で、交流は予定時間を超えるほど盛り上がりました。
17時間をかけて、クラクフ空港へ到着
チャルトリスキ美術館見学の様子
ポーランドの代表的な料理「ピエロギ」
創立者アンジェイ・ワイダ氏生誕100周年記念特別展示を見学
日本語学校生徒との交流01
日本語学校生徒との交流02
日本美術技術博物館マンガとの青少年交流事業:滞在2日目(2026年3月)
3月28日
2日目は、まずクラクフの旧市街地を訪れました。旧市街広場へ向かい、織物会館を見学した後、ヴァヴェル城を訪れました。
その後、ヴィスワ川沿いを散策しながら、日本美術技術博物館マンガを再訪しました。
館内では、関係者の皆さんと昼食を共にしました。カタジナ・ノヴァク館長、アレクサンドラ・カルファス副館長のほか、中山道広重美術館において共同展示を行った芸術家マテウシュ・コウェク氏夫妻も同席されました。昼食後には、昨年の共同展示に関連し、マテウシュ氏の作品を中山道広重美術館へ寄贈いただくための署名式が行われました。
その後は旧市街地に戻り、聖マリア大聖堂の見学や買い物を楽しみました。
旧市街地、バルバカン近辺
ヴァヴェル城を背にヴィスワ川沿い散策道にて

カフェマンガでの昼食、ジュレクなど

マテウシュ氏作品所有権確認署名式
日本美術技術博物館マンガとの青少年交流事業:滞在3日目(2026年3月)
3月29日
3日目は、まず聖ペテロ・パウロ教会を見学し、その後、旧ユダヤ人街として知られるカジミエシュ地区を訪れました。ガリシア・ユダヤ人博物館を見学した後、旧市街地に戻り昼食をとりました。
その後、帰国の準備を行い、クラクフ中央駅からクラクフ国際空港へ向かいました。空港で飛行機に搭乗し、ヘルシンキを経由して日本へ帰国しました。
2人にとって初めての海外渡航でしたが、「将来ポーランドに住んでみたい」「家族を連れてもう一度ポーランドを訪れたい」と話すなど、大きな刺激を受けた様子がうかがえました。
聖ペテロ聖パウロ大聖堂見学の様子
カジミエシュ地区ガリシア・ユダヤ人博物館見学の様子
令和8年度の交流
日本美術技術博物館マンガとの青少年交流事業報告会(2026年4月)
4月29日、中山道広重美術館で青少年交流事業の報告会が行われ、参加した生徒が発表しました。
本事業は、第22回恵那市こども版画コンクール中学生部門優秀賞受賞者のうち二人が、ポーランド共和国クラクフ市を訪問し、中山道広重美術館が友好協力協定を結んでいる日本美術技術博物館マンガと併設の日本語学校を訪れ、交流を行ったものです。
岐阜県ポーランド交流協会の阿部伸一郎(しんいちろう)会長は「参加した二人は、教科書では学べない体験をしてきたと思う。若い世代の方々がこういった経験積むことは将来の恵那市の発展につながる」とあいさつ。
交流事業に参加した伊藤陽向(ひなた)さんは「一番印象に残っているのは、聖マリア聖堂です。日本にはないキリスト教の文化が深く息づいていることが伝わってきました」と海外の文化に触れた感想を話しました。丸山琴音(ことね)さんは「日本語学校の生徒との交流と、現地での食事会が印象に残っています。自国の文化に誇りを持っている姿を見て、私も地元の文化などを振り返り、自信を持ってみんなに伝えていきたいと思いました」と笑顔で話しました。



岐阜県ポーランド交流協会主催「MM3 LIVE from Poland in ENA」の開催(2026年5月)
5月12日と13日の両日、ポーランドのエレクトロニカバンド「MM3」による公演が開催されました。本公演は、ポーランド・ジャズ財団(JAZZ PO POLSKU)によるアジアツアーの一環として開催されたもので、日本では恵那市と東京の2都市で行われました。
12日の夜は、昨年に引き続き歌舞伎小屋「五毛座」で公演が行われました。飯地町をはじめ県内外から156人が来場して客席は満席となり、観客は朴葉寿司やジビエ焼肉弁当、お酒を楽しみながら演奏に耳を傾けていました。
13日の夜は、この春に改修工事を終えたばかりの歌舞伎小屋「宮盛座」で公演が行われました。会場には三郷町をはじめ県内外から160人の観客が訪れ、地元三郷町観光協会が用意した郷土食の五平餅などを味わいながら、1時間弱の演奏を堪能しました。
MM3の楽曲は日本では耳にする機会が少ないジャンルの音楽ですが、観客はおのおのリズムを取りながら、歌舞伎小屋がビリビリと揺れるほどの力強い演奏に見入っていました。
中津川市から親子で訪れた小学生のお子さんは、「楽しいライブだった。歌舞伎小屋中に響き渡る大きな音に驚いた。なかなか体験できることではないので、演奏を聴けて良かった」と笑顔で話してくれました。
両会場とも盛大な拍手が鳴りやまず、客席からはアンコールの声が上がりました。通常はアンコールを行わない構成とのことですが、メンバーは来場者の熱い声援に応えて1曲を演奏。ライブは大盛況のうちに幕を閉じました。
財団代表のヤクプ・クシェショフスキ氏は、「恵那市との友好関係を、今後も続けていきたい」と今後の交流への意欲を述べていました。
関連記事はこちらから
ポーランドジャズ財団(JAZZ PO POLSKU)Instagram掲載記事



五毛座公演


宮盛座公演


Mr.Mateusz(Drum)

Mr.Bartek(Bass)

Mr.Michal(guitar)
小中学生との交流会
5月13日の午前には、恵那北中学校で子どもたちとの交流会が開催されました。
同校の生徒をはじめ、三郷小学校、中野方小学校、恵那北小学校の児童が参加し、小学校5年生から中学3年生までの計126人が交流を深めました。
交流会では、子どもたちが学校の紹介をしたり歌を歌ったりと、学校ごとに発表を行いました。なかでもポーランドとの交流が深い恵那北中学校の生徒は、スライドを投影しながら英語で地域の紹介を行いました。
また、MM3からはオリジナル曲が1曲披露され、間近で演奏される迫力ある音楽を、子どもたちは身体全体で楽しんでいました。
恵那北中学校3年の植木小百合さんは、「使っていた楽器は3種類だけだったけど、迫力があってすごかった」と感想を述べました。



「MM3 LIVE from Poland in ENA」及び「小中学生との交流会」は、公益財団法人岐阜県国際交流センターの協力により実施されました。
マウォポルスカ県観光局の皆さんが恵那市を訪問されました
マウォポルスカ県観光局の皆さんが、5月16日に東京都で開催される「ポーランド・フェスティバル」に合わせて来日し、観光促進活動(PRキャラバン)の一環として各地を巡る中、恵那市に立ち寄られました。
一行は飛行機で東京に到着後、ポーランドと日本の交流のゆかりの地として、福井県敦賀市(人道の港 敦賀ムゼウム)、兵庫県姫路市、京都市、そして岐阜県恵那市を巡り、再び東京へ向かわれるとのことでした。市内の各訪問先では、温かい交流が行われました。
今回の訪問については、マウォポルスカ県観光局のfacebook(Małopolska Organizacja Turystyczna)でも広く紹介されました。
中山道広重美術館
最初に訪れたのは、マウォポルスカ県クラクフ市にある「日本美術技術博物館マンガ」と友好協力協定を締結している中山道広重美術館です。同館との交流のいきさつについて説明を受けた後、1階の展示室や2階の「浮世絵ナビルーム」などを見学しました。
恵那北中学校・笠置峡
次に、ホストタウン事業からゆかりのある恵那北中学校と笠置峡を訪れました。中学校では、ポーランドパビリオンの木組みモニュメントの前で、全校生徒がポーランド国旗を手に持って一行を大歓迎で出迎えました。
恵那北中学校を後にした一行は、ホストタウン事業でポーランドカヌーチームが事前合宿を行った笠置峡を訪れました。
恵那市役所
多くの関係者が待つ恵那市役所を訪問されました。 クラクフの伝統行事に登場する「ライコニク」の衣装を身に付けたイェジ・フェドロヴィチ氏が庁舎内を回り、手にしたメイス(杖)で皆の頭をポンと軽く触れて回りました。ライコニクに頭や肩を触れてもらうと、1年間幸福に恵まれるとされています。



恵那高校
続いて訪れた恵那高校では、かつて駐日ポーランド共和国大使が市役所を訪問された際に通訳を務めた実績のある、英会話部の生徒たちが中心となって交流しました。
生徒らは笑顔でミニ国旗を振り、拍手で一行を歓迎。ここでもライコニクが、杖で生徒たちの頭をポンと触れながら歩きました。
教室に移動した後、英会話部の生徒がスライドを使い、英語で恵那高の「城陵祭(文化祭・体育祭)」や球技大会、恵那の郷土料理である「朴葉寿司」や「五平餅」などを紹介しました。
続いて、カタジナ・トロボト氏が日本語でマウォポルスカ県の魅力を紹介。ポーランドにあるユネスコ世界遺産30件のうち14件が同県にあることや、南側には豊かな自然を残す山脈があり、王宮や大聖堂など歴史ある街並みが残る一方で、交通網などの近代的なインフラも発達していることを説明、風景や食べ物やなどがスライドや動画で伝えられました。
その後、生徒たちは伝統的な衣装の試着をしたり、ライコニクの衣装に扮したりして盛り上がりました。また、観光局の皆さんから生徒全員に、伝統的な木のビーズで作られた赤い首飾りがプレゼントされました。
生徒らは、マウォポルスカの豊かな自然の映像に見入り、パンフレットを熱心に見ながら説明を聞いていました。衣装の試着では「かわいいー!」と声があがり、馬の衣装を身に付けると笑いがあふれました。
参加した生徒の感想
・伝統的な衣装を着て、文化に触れられてうれしかった。フォークダンスのポーズを教わったので、ダンスのことももっと知りたいと思った。
・海外の文化に興味が湧き、学びたいと思った。
・自然が豊かで、いろいろな世界遺産もあり、食べ物もおいしそうなので、ぜひ行ってみたい。
・五平餅や朴葉寿司のような、あちらの郷土料理もあるのかなと気になった。
マウォポルスカ県観光局の皆さんからのメッセージ
・恵那もグラデーションのような美しい緑など、自然がいっぱいですごく良いところだと思います。
・皆さんが大学生や社会人になって、どこか海外に行こうかなと思ったときに、ポーランドやマウォポルスカのことを思い出してもらえたらうれしいです。



この記事に関するお問い合わせ先
交流連携課 交流連携係
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎3階
電話番号:0573-26-2114
ファクス:0573-26-4799











更新日:2026年05月26日