カヌー（スプリント）の魅力

カヌースプリントのカヌーには、片膝を立てて漕ぐカナディアンと、座って漕ぐカヤックがあります。大きな見どころは、パワーあふれるスタートダッシュの迫力です。静止状態からトップスピードまで、水しぶきをあげながら一気に加速する様子は、見ていて爽快感があります。
ロンドン2012大会から行われている最短距離の200メートルは、男子カヤックで30秒あまりの勝負で、水上のF1とも言われる種目です。500メートルと1,000メートルは、戦略に合ったペース配分や、ライバルを見据えた駆け引きが必要で、ゴール前の順位争は熾烈です。また、ペア（2人）とフォア（4人）は、息の合った統率された漕ぎが勝利への鍵を握ります。

オリンピックでは、静かな水上でスピードを競う「スプリント」と、激流を下りながらタイムと技術を競う「スラローム」が行われます。笠置峡での事前キャンプは、スプリント競技の選手です。
スプリント競技は、座って漕ぐ「カヤック」と、片膝を立てて漕ぐ「カナディアン」に分けられます。

• カヤックシングル（K-1）200メートル（男子/女子）
• カヤックシングル（K-1）1000メートル（男子）
• カヤックシングル（K-1）500メートル（女子）
• カヤックペア（K-2）1000メートル（男子）
• カヤックペア（K-2）500メートル（女子）
• カヤックフォア（K-4）500メートル（男子/女子）
• カナディアンシングル（C-1）1000メートル（男子）
• カナディアンシングル（C-1）200メートル（女子）
• カナディアンペア（C-2）1000メートル（男子）
• カナディアンペア（C-2）500メートル（女子）