恵那のまつり太鼓が県芸術文化奨励を受賞しました

4月18日、令和5年度県芸術文化奨励を受賞した恵那のまつり太鼓メンバーが市長に受賞の報告を行い、それぞれが喜びや決意を語りました。

恵那のまつり太鼓は、社会福祉法人たんぽぽ福祉会が運営する、たんぽぽ作業所利用者で構成されています。

今回受賞した県芸術文化奨励は、芸術文化の顕著な業績、活動実績を収め、将来その成果が期待できる個人や団体を奨励する、非常に名誉あるものです。

社会福祉法人たんぽぽ福祉会の小板孫次（こいた まごつぐ）理事長は、「ハンデがあってもとにかく一生懸命に叩くことをモットーにしており、一生懸命な姿こそが人々を感動させるパワーをもっていると感じています」とコメントしました。

総合施設長の遠山千里（とおやま ちさと）さんは、「コロナも落ち着き、公演を再開できるようになりました。他の音楽などさまざまなことに挑戦し、より多くの経験を積んでもらいたいです」と今後の活動への意欲を示しました。

恵那のまつり太鼓代表者の後藤健治（ごとう けんじ）さんは、「週2回、職員の方が仕事で時間通りに来られなくてもメンバーと練習を行っています。今回このような賞をもらえて嬉しいです。地域の方に感動を与えていきたいです」とコメントしました。

市長は、「恵那のまつり太鼓が、優れた芸術や文化として県に認められたことは、市としても誇りに思います。いつ聞いても気持ちがよくて感動する恵那のまつり太鼓を、より多くの人に知ってもらいたいです。市としても応援していきます」と激励しました。

報告会後は、恵那市役所本庁舎玄関前にて恵那のまつり太鼓メンバー19人による「すずらん」と「和」の演奏が盛大に行われました。