いつまでも健康で エナジーバード体操と市介護予防手帳の説明会を開催

エナジーバード体操「腰伸ば新次郎」のレクチャーを受ける参加者
市は、市内の高齢者が何歳になっても元気でいきいきと暮らし続けられるよう、理学療法士の監修のもと、オリジナルの介護予防体操「エナジーバード体操」を制作しました。本年4月、本体操の内容を掲載した「恵那市介護予防手帳」を発行。4月15日に市役所で、体操と手帳を監修した理学療法士の岸本泰樹(たいき)氏(合同会社リハの木代表)が、介護予防型通所サービス事業所の職員などに向けて説明会を行いました。
岸本さんは「本手帳をきっかけに、エナジーバード体操をたくさんの方に広め、高齢者の方が1日でも長く元気に暮らせるよう支援したいです。市予防介護手帳を日常生活の『動作確認書』として活用していただければうれしいです」と笑顔で話しました。
説明会では本体操の「ツカマッテ腰おとし」や「おしりペンペン」、「腰伸ば新次郎」を参加者全員で実践。どこを動かしているかを理解すること、鼻から大きく息を吸い、お腹に力を入れ、口からゆっくり吐くことなど、気を付けるべきポイントを確認しました。
今後、説明会に参加したサービス事業所の職員や、はつらつリーダーが、利用者などに体操を教えるとともに手帳を配布し、たくさんの高齢者に広めていきます。

体操と手帳を監修した岸本さん

エナジーバード体操「おしりペンペン」を伝授する岸本さん
エナジーバード体操とは
市独自の介護予防体操。「恵那の高齢者がじいじ・ばあばと呼ばれる世代になっても、いつまでも元気に活動ができるように」という思いに、市章の鳥(バード)とエナジー(活力)のイメージを重ね「エナジーバード(恵那じいばあ動)体操」と名付けられました。
「特別な道具を使わないこと」「難しくしないこと」「お金がかからないこと」「ひとりでできること」の四つを重視して作られており、「風呂」や「トイレ」など、日常生活の場面別に7つのテーマに分けられ、計35種類から成ります。
市介護予防手帳とは

35種類のエナジーバード体操と介護予防に役立つ情報をまとめた、全55ページ、A5サイズの冊子。
各体操は1ページずつ大きく紹介。イラストでわかりやすく解説しています。
また、テーマごとにインデックスが付いているので、すぐに体操を探せます。
この記事に関するお問い合わせ先
地域包括支援センター
〒509-7292
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更新日:2025年04月24日