オオムラサキを観察したよ

更新日:2025年07月15日

オオムラサキを見る子どもたち

7月1日、岩邑小学校3年生の児童が、町内在住の山内克郎(かつろう)さんの飼育するチョウ「オオムラサキ」の観察をしました。

3年生の児童は、理科の学習で昆虫の育ち方や体の仕組みを学んできました。チョウを詳しく学び、地域の方との関わりを深めることを目的に、初めて今回の観察会が企画されました。

山内さんは元校長で、市の退職校長会からオオムラサキを譲り受け、元校長の仲間たちと協力しながら、自宅で飼育しています。

始めに、教室で山内さんからオオムラサキの話を聞き、オオムラサキは日本の国蝶であることや、オスとメスの違い、チョウの一生などを写真を見ながら学びました。児童らは「何匹飼っていますか」「何歳まで生きますか」と積極的に質問しました。

教室での学習の後、山内さんの自宅へ移動。ネットで覆われたハウスの中に入り、幼虫のエサとなるエノキの木々をかきわけながら、卵やさなぎ、チョウを見つけて、じっくり観察しながらスケッチをしました。

スケッチを行った児童らは「最初は少し気持ち悪いと思っていたけど、よく見たらかわいかった」「特別なチョウを見ることができてうれしかった」と感想を話し、山内さんは「よく観察して描けていました。またいつでも見に来てください」と話しました。

観察会を通して地域の方との交流を深め、オオムラサキについて楽しく学びました。

教室でオオムラサキについての話を聞く子どもたち

問い合わせ

岩邑小学校

電話:0573-26-6875