災害時に入浴支援 Vネットと協定を締結

7月15日、市は特定非営利活動法人Vネット(高山市)と「災害時における入浴支援等に関する協定」を締結しました。本市の災害時の入浴支援に関する協定は、初めての締結です。
協定には、入浴設備や洗濯機などを設置し、運営や保守を行うこと、家屋の浸水後、家具や家屋を乾燥させる送風機を貸し出すことなどの内容が盛り込まれました。
入浴設備は、1,000リットルの浴槽1個とシャワー3本を基本セットとし、1回に3人程度が利用できます。入浴者数に合わせて規模を大きくすることも可能です。能登半島地震では、輪島市などでこの入浴設備が設置され、多い日は1日で500人以上が利用しました。
特定非営利活動法人Vネットの川上哲也(てつや)理事長は、「多くの人と話しながら入浴すると心が安らぐという声を多く聞いてきた。涙を笑顔にかえることを目指し、災害時には一生懸命活動したい」と話しました。
小坂市長は「入浴は清潔を保つためだけでなく、心のケアやコミュニティーの場としての機能も持つ。本協定の締結により、災害時でも安心できる市を目指したい」と述べました。
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更新日:2025年07月29日