市内事業者が参加 脱炭素スクールを開校しました

8月27日、市消防防災センターで「脱炭素スクール」の第1回が開かれ、市内の14事業所から16人が参加しました。講師は大阪大学大学院工学研究科の招聘教員、畑中直樹(なおき)氏です。
脱炭素スクールは、市内事業者が環境負荷削減や持続可能な経営に必要な知識・スキルを学び、地域全体で持続可能な社会を築くことを目指す全3回の教育プログラム。最終回では、受講事業者が自社の脱炭素経営計画(案)を発表します。
開催にあたり、市SDGs推進協議会の坪井弥榮子(やえこ)委員長が「脱炭素に自分ごととして捉え、本スクールをきっかけに事業所間の交流を深めていただけたら」とあいさつ。第1回は「求められる脱炭素経営」をテーマに、講義とディスカッションを実施しました。ディスカッションでは、エネルギー消費の「見える化」の難しさといった課題や、外部診断の有効性を含む効果的な取り組みなど、活発な意見が交わされました。
参加した東海神栄電子工業株式会社(大井町)の林亮(りょう)さんは「世界的な気温上昇が海流停止につながることを知り危機感を覚えた。スクールを通じて他の事業所や市と協力し、脱炭素に向けた行動を実際に行っていきたい」と話しました。
第2回は10月21日(火曜日)、第3回は12月9日(火曜日)に予定されています。


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更新日:2025年09月02日