災害時の安心を形に 福祉避難所の設置運営に関する協定を締結

更新日:2025年09月16日

WAKIプランニングとおひさまとの協定締結式

9月8日、市は災害時に特別な配慮を要する方(要援護者)を受け入れる福祉避難所を確保するため、市内で福祉施設を運営する株式会社WAKIプランニング、合同会社おひさまの2社と「災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定」を締結しました。
協定には、災害発生時に、両社が運営する福祉施設を福祉避難所として開設し、要援護者を受け入れ、生活支援や相談を行うことで、安心して避難生活を送れる環境を整えることが盛り込まれました。
障がいのある方向けの宿泊型自立訓練ホームを運営する株式会社WAKIプランニングの柳瀬貴夫(たかお)代表取締役は、「支援を必要とする方たちにとっては、災害時の備えも絶対に欠かすことができないもの。いざというときに地域の人たちの支えができるように、皆さんと一緒に協力していきたい」と話しました。
また障がいを持つ子どもたちを対象とした児童発達支援および放課後等デイサービスを提供する、合同会社おひさまの藤井真也(しんや)代表は、「福祉避難所が複数あるということは、大変心強いことだと思う。連携を図りながら、今後の防災に携わりたい」と話しました。
小坂市長は「災害時こそ、すべての方が安心して過ごせる場所があることは市にとって大変大きなことです。福祉避難所の充足が難しいなか、こうして協定が結べたこと本当に心強い」と述べました。
本協定は、恵那市で6例目の福祉避難所協定で、10・11施設目の福祉避難所となります。
また、両社にとっては恵那市が初めての災害協定先となります。

協定書にサインする様子
参加者全員で集合写真

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