佐藤一斎學びのひろばがオープン

10月19日、佐藤一斎學びのひろばが開館し、式典やオープンイベントが開催されました。
式典では、小坂市長が「皆さんのご協力があって、今日のオープンを迎えることができました。佐藤一斉が時代を超えて伝える言葉は、現代を生きる人々の指針となります。ぜひ多くの方にこのひろばに足を運び、体感していただきたい」とあいさつ。
その後、開館にあたり寄付をいただいた方へ感謝状が贈呈されました。寄付者を代表して、名古屋セントラル病院の中尾院長が「佐藤一斎の言葉は、私の心の支えになった。ぜひ、この恵那の地から日本全国、世界に届けてほしい。私もこの場所を多くの人に伝えていきます」と今後のひろばに期待を寄せました。
式典終了後、恵那文化センターに会場を移し、オープニングイベントとして磯田道史(みちふみ)氏を招いてのシンポジウムを開催。サテライトでつないだ學びのひろばでの視聴者と合わせて約600人が参加しました。
磯田氏は、「佐藤一斎は、聖人君子のような人柄ではなく、俗っぽいところがあり、弱い部分もあった人。そんな一面があった佐藤一斎が紡いだ言葉だからこそ、現在に至るまで、多くの人々に力を与えてきたのではないか」と佐藤一斉の新たな一面を話しました。最後にシンポジストして参加していた鈴木隆一(りゅういち)館長(岩村町)は、「施設が開館して、本当にうれしい。これからは施設を活用し、先人に学ぶことを学校教育や社会教育で取り入れ、恵那市のまちづくりに生かしてほしい」と話し、シンポジウムは幕を閉じました。









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更新日:2025年10月31日