女性たちの熱き戦い　WOMEN'S RALLY in恵那2025

12月6日、7日に、第9回目となるWOMEN’S RALLY in恵那2025が行われました。本年は43台がエントリー。競技会場となった笠置山モーターパークと飯地高原を女性ドライバーが駆け抜けました。

　競技前日の12月6日には、恵那駅前の中山道大井宿広場でセレモニアルスタートが行われました。関係者やファンの声援の中、フラッグが上がると女性ドライバーらは笑顔でスタートしました。

　7日に行われた恵那笠置山モーターパークのSS（スペシャルステージ）では、ラリーカーが迫力の走行を見せ、訪れた観客を魅了しました。この日、初めてラリーを観戦した小学校4年生の谷口はやとさん（愛知県瀬戸市）は、「車が好きで、ラリーカーを見たかった。今日、会場で走るラリーカーを見ることができてうれしかったです」と笑顔で話しました。

　その他、会場ではラリードライバーの三枝聖也選手とのラリーカー同乗走行や実践女子大学の学生による缶バッジ作成体験のブースなどもありました。また、朴葉寿司や地元産野菜を使った豚汁など飲食ブースも多くの人でにぎわっていました。

　フィニッシュした後は、市役所前にて上位者が車両の前に並び、日本酒ファイトをして、勝利を喜びました。市内から唯一出場した大井町在住の松井彩（あや）選手は、3位でフィニッシュ、初の表彰台に上がりました。

　表彰式で小坂市長は「今年で9回目を迎えたこの大会も、運営の皆さん、大会に参加いただいた選手、チームの皆さん、そして地域の皆さんのおかげで無事終えることができました。ありがとうございました。これからも多くの方に楽しんでいただけたらと思います」と話しました。

　競技結果など詳しくは、WOMEN'S RALLY in 恵那 2025ウェブサイトで確認ください。