恵那市の障がい児者の生活を豊かにする会が文部科学大臣表彰を受賞

更新日:2025年12月24日

小坂市長、阿知波副会長、荒木会長、山邉事務局長(左から)

「恵那市の障がい児者の生活を豊かにする会」が、本年度の文部科学大臣表彰の「障害者の生涯学習支援活動功労者表彰」を受賞し、12月15日、市役所で表彰状伝達式が行われました。

同表彰は、障がい者の生涯学習支援活動を行う模範的な個人や団体に贈られ、文部科学大臣から授与されます。本年は全国で43件(個人5件、団体38件)が受賞し、県内では2件が受賞。市内での受賞は初めてのことです。同会の活発かつ継続的な活動が評価され、今回の受賞に至りました。

同会は1991年、障がいのある青年たちが、学校卒業後も充実した生活が送れるようにと、親が中心となり設立しました。主に楽団「きらきら星」のトーンチャイムなどの音楽活動に取り組む「青年の会」の他、おしゃべりを楽しむ「レストハウスみんなの部屋」、社会見学を兼ねた「会員交流会(バス旅行)」などの活動を行っています。

会長の荒木芳子(よしこ)さんは「このような賞をいただくのは初めてで、受賞を知ったときは驚きでいっぱいでした。同じ悩みを持つ人と関われる大切な場所で、障がい者にとっても親にとっても大変ありがたい居場所となっています」と話しました。

事務局長の山邉智子(ともこ)さんは「障がい者は学校卒業後、職場と家庭の往復になってしまうことが多いです。生きがいを提供するため、今後も余暇活動や人との関わりの場を提供していきたいです」と意気込みました。

小坂市長は「日頃の活動が認められたことは、市にとっても貴重な機会で大きな誇りです。市としてできる限りの支援を行っていきたいです」と話しました。

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