テーマは「今、私が一番大切に思うこと」 下田歌子賞の表彰式を開催
表彰式

短歌の部小学生部門最優秀賞 宇野雅さん(岩邑小学校2年生)
12月20日、恵那文化センターで下田歌子賞の表彰式が開催され、約100人が参加しました。同賞は、下田歌子を顕彰しつつ、現代人の生き方や考え方、教育のあり方などを共に考える公募賞です。
23回目となる本年は「今、私が一番大切に思うこと」をテーマに、エッセイと短歌を募集。全国からエッセイ部門に1,333作品、短歌部門に2,779作品の応募があり、審査の結果、入賞作品が決まりました。
表彰式では、小坂市長が「SNSなど個人が発信する機会は増えたが、自分の思いや考えを言葉にするのは大変な作業。これからも思いを言葉にしてほしい」とあいさつ。実践女子大学・実践女子短期大学部の難波学長は「今回の受賞が、次への一歩につながればうれしい」と続けました。
式では、各部門の入賞者に表彰状が手渡され、エッセイ部門の最優秀賞受賞者が作品を朗読。審査員による講評も行われました。
短歌の部の小学生部門で最優秀賞を受賞した宇野雅(みやび)さん(岩邑小学校3年生)は「受賞を知ってびっくりしたしうれしかった。短歌は晩ご飯の後に考えた。晩ご飯はわたしにとって大事で大好きな時間」と話しました。
エッセイの部の小学生部門で最優秀賞を受賞した若狭早(そう)さん(愛媛大学教育学部付属小学校2年生)は「すてきな大会ですてきな賞がもらえてうれしい。たくさんの人の前での発表だったけど、みんなが聞いて笑ってくれたので、緊張しなかった」と振り返りました。

エッセイの部小学生部門 最優秀賞の若狭早さん(愛媛大学教育学部付属小学校2年生)

エッセイの部一般部門 最優秀賞の山内千晶(ちあき)さん(福岡県筑紫市)
クロストーク

表彰式後には選考委員によるクロストークが行われました。芝浦工業大柏中学高等学校の中根正義さんが司会を務め、作家の石川真理子さんと脚本家の田渕久美子さん、元宝ジェンヌで恵那観光大使の初風緑さんが、作品の総評や下田歌子、教育への思いなどを語りました。
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更新日:2025年12月26日