つなぐ伝統文化 県伝統文化継承者表彰を受賞

3月3日、民俗芸能や伝統的な工芸技術などの担い手として永年活躍し、伝統芸能の継承や発展に貢献している個人や団体などを県が表彰する「令和7年度岐阜県伝統文化継承者表彰」に選ばれた2人と1団体が報告に訪れました。
活動歴が50年以上の個人が対象の永年功労者表彰に選ばれたのは、剣詩舞(けんしぶ)に取り組む長島町の山田ひさ子(ひさこ)さんと、詩吟(しぎん)に取り組む笠置町の永冶繁代(しげよ)さん。恵那歌舞伎保存会は、活動歴が20年以上の団体を対象とした功績者表彰に選ばれました。今までの継続的な活動が評価され、今回の受賞となりました。
漢詩や和歌に節をつけて詠う「詩吟」に合わせて、日本刀を用いて勇壮に舞う「剣舞」と、扇を用いて優美に舞う「詩舞」から成る「剣詩舞」に64年間取り組む山田さんは、「これまでゴルフやウォーキングなどいろんな運動をしているが、すべては剣詩舞を踊り続けるための体力づくり。3月にはコンクールも控えており、これからも頑張りたい」と意欲を見せました。
「詩吟」に50年取り組む永冶繁代(しげよ)さんは、「詩吟の技法を学ぶことも大切だが、何より仲間と会って、練習すること、おしゃべりすることが楽しい。続けられる限り、続けていきたいです。もっと若い人たちにもこの文化を知ってほしい。学校などを通して、子どもたちが詩吟に触れられる機会ができれば、伝統文化の継承につながっていくと思います」と笑顔で話しました。
功績者表彰に選ばれた恵那歌舞伎保存会は、恵那ライオンズクラブの会員15人で、施設訪問などを目的に平成10年に発足。当初は老人施設を訪れ芝居などを披露していました。現在は、公演の他、市の伝統芸能大会恒例の「お目見えだんまり」の指導補助など行っています。同会の鈴木勉(つとむ)会長は、「今後は、同クラブの会員だけでなく、もっと多くの方、特に若い方に関わっていただきたい。一緒に活動していただける方を募集しています。我々の活動を多く方に知ってもらうことが、伝統文化の保存と継承につながると思います」と話しました。
報告を受けた柘植副市長は「続けるということは簡単なことではない。このような貴重な経験とそこで得られた知識をぜひ若い人に伝えていただきたい」と話しました。

剣詩舞で功労者表彰を受賞した山田ひさ子さん

詩吟で功労者表彰を受賞した永冶繁代さん

地歌舞伎で功績者表彰を受賞した恵那歌舞伎保存会の皆さん

この記事に関するお問い合わせ先
文化課
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎4階
電話番号:0573-26-2153
ファクス:0573-26-2189











更新日:2026年03月04日