若手農家が愛情込めた野菜や果物を共同販売

更新日:2020年10月30日

 恵那市と中津川市の若手農家が手を取り合い、共同販売事業を始めました。これは一般社団法人ジバスクラム恵那と中津川市の農家Koike lab.のパートナーシップ事業で、地元産品の販路を広げ、魅力を多くの人に知ってもらうのが狙いです。
 ブランドイメージを披露するため、Koike lab.の小池菜摘さんと参画する生産者などが、10月29日に恵那市役所を訪れました。
 ブランド名は「恵那山麓野菜」。「恵那山の麓で育った新鮮野菜とその加工品を食卓へ届けたい」「美しい農ある風景を守りたい」という思いがコンセプトです。
 現在、恵那市内から7軒、中津川市内から7軒の、合計14の農家や加工事業者が参画しています。地元の観光案内所や道の駅、サービスエリア、コンビニエンスストアなどの他、愛知県や東京都などにも販路を広げています。今後は、インターネット上での個人販売ももっと広げていく予定とのことです。
 訪れた生産者の皆さんは「恵那の野菜と中津川の野菜がもっと仲良くなってほしい。規格外の農作物もレトルト食品などに加工し、無駄を無くしたい」「継続できる農業を目指すため、生産者同士が協力して売っていくことは非常に重要」「これをチャンスとして頑張っていきたい」などと、熱い思いを話しました。
 ジバスクラム恵那の阿部伸一郎理事長は「皆さんが頑張って作った物で『地域らしさ』『食の魅力』を売り出していき、地域経済の活性化につなげたい」と話しました。
 小坂市長は「皆さんがこうして頑張っている姿を見るのがうれしいこと。皆さんが自信を持って作った品を、地元の皆さんが買って食べられる、これこそが『テロワール』ではないか。この輪が大きく広がることを願います」と話しました。

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