認知症カフェで活用してとパーテーションを贈呈

パーテーションを贈呈した、えなRUN伴PLUS実行委員会の藤井真也さん(左から2人目)と伊藤咲菜さん(左から3番目)。右は制作した株式会社アパックス代表取締役社長町野智彦さん。
市内の認知症カフェで活用してほしいと、えなRUN伴PLUS実行委員会からパーテーション20枚が寄贈され、10月29日、ささゆりカフェの再開に合わせて、贈呈式が行われました。
認知症カフェは、認知症の方やその家族などが気軽に交流できる場として、市内7団体が定期的に運営しています。カフェでは、コーヒーを飲みながら話をしたり、専門家に悩みを相談したりして、参加者は、慌ただしい日常から一息つくことができます。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大以降はほとんどの団体で開催できずにいました。
えなRUN伴PLUS実行委員会は、認知症になっても安心して暮らせるまちにしたいと活動している団体で、さまざまなイベントが中止となる中、今できることを模索してきました。そんな時に、以前から同会の活動に協力していた株式会社アパックスがパーテーションを制作できることを知り、プラスチックの卓上用パーテーションを寄贈することとしました。同会の藤井真也さんは「このパーテーションを活用し、こんな時だからこそ、工夫しながら認知症カフェを続けてほしい」と話しました。
贈呈式の後、この日のささゆりカフェ参加者11名は、コーヒーを飲みながら久しぶりの再開を楽しみました。参加した柳河瀬明さん(武並町)は「妻とカフェに来るようになって4年くらいになる。こういうところに来ると気が紛れるからいいよ」と話し、パーテーション越しに笑顔で会話を楽しんでいました。

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更新日:2020年10月29日