公共施設では県下で2例目 CLT工法見学会

更新日:2020年12月11日

CLT工法を用いて建設している恵那病院職員宿舎

CLT工法を用いて建設している市立恵那病院職員宿舎

 12月11日、建設中の市立恵那病院職員宿舎で、CLT工法見学会が開催されました。CLTとは、「Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)」の略で、ひき板(ラミナ)の方向が層ごとに直角に交わるように重ねて接着した大判の厚板パネルのことをいいます。恵那病院職員宿舎は、1Kが6部屋と1DKが2部屋の木造2階建てで、岐阜県産材を張り合わせて作ったパネルを使用。CLT工法を用いることで通常よりも工期を短縮できる上、建物の軽量化や高気密・高断熱が実現できることが利点です。県内の公共施設では、揖斐川町の「いびがわ図書館」に次ぎ2例目。
 この日は、市議会議員や恵那病院職員、市の関係部署職員などが見学に訪れ、工事施行者の恵中建設株式会社から説明を受けていました。この恵那病院職員宿舎は、来年3月に完成する予定です。

説明を受ける職員ら

使用する箇所によってパネルの厚さが異なる(左から、壁用=90ミリ、2階天井用=150ミリ、2階床用=210ミリ)

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