恵那を元気にするビジネスプランを発表
2月8日、恵那文化センター大ホールで、恵那ビジネスプランコンテストの最終審査会があり、コンテストの入賞者が決定しました。
恵那ビジネスプランコンテストは、市民有志による「コトづくりプロジェクト」が主催し、地元企業の協賛を得て初めて実施したもので、恵那を元気にする新しい事業やアイデアを募集。一般の部に約20件、高校生以下の部に約10件の応募があり、書類審査を通過した一般6組と高校生以下4組が、プレゼンテーションを行いました。
一般の部では、市内の自然や歴史などを観光に生かす取り組みや、地元とつながりながら子育てをする取り組みなどが発表されました。発表ごとに審査員から収支見通しや実現後の発展の可能性などについて質問がされ、発表者は一つ一つの質問に思いを込めて答えていました。
審査の結果、グランプリに選ばれたのは、プログラミング教育の新しい取り組みを提案した東海新栄電子工業株式会社の秋山浩司さん(大井町)。秋山さんは、各企業で従業員である親がまずプログラミングを学び、親から子どもに伝えていく方法を提案しました。
準グランプリは、水墨画の魅力を通じて、恵那の観光マップや土産品のデザインを新しくしたいなどと提案した凛°-LINWA-(りんわ)の可知さゆりさん(三郷町)でした。
これら2つの提案に対して、来年度、実際に事業化する際に賞金が出される予定です。
一般部門の結果は以下のとおり(敬称略)
- グランプリ 東海神栄電子工業株式会社 秋山浩司
「ECSEI(イクセイ)STEAM教育先駆けの都市としての恵那」 - 準グランプリ:凛°-LINWA-
「水墨画で恵那をもっと魅せる」

グランプリと準グランプリに輝いた皆さん

水墨画で自身が描いた観光マップを紹介する可知さん

プログラミング教育の新しい方法を提案する秋山さん

高校生以下の部では、「ENAつないでマンパワー」と題し、市内の高校の連携と、高校生が活躍できる場を作りだす提案をした恵那高等学校1年生の伊藤咲菜さん(明智町)がグランプリを受賞しました。

準グランプリは、地元食材を使い、給食で出された懐かしいメニューを提供する「給食カフェ」の提案をした恵那農業高等学校3年生の斎藤美雨さん(長島町)が受賞しました。
その他、恵那東中学校生徒がまちなか市を盛り上げるプロジェクトについて、恵那北中学校生徒がユズを使った商品開発と販売について堂々と提案を行いました。高校生以下の部には「発表内容に感動した」と、審査員の人脈を活用できる「使えるものは使い倒しま賞」などの副賞が急きょ出されました。生徒たちは「地域を元気するため、これからも活動していきます」などと話していました。

副賞を受け取る恵那北中学校の生徒

副賞を受け取る恵那東中学校の生徒
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更新日:2020年02月18日