今までの交流に感謝しマスクを寄贈

更新日:2020年05月02日

4月17日、マスク4000枚が市に寄贈されました。

寄贈したのは、一般社団法人地球文化村理事で中部大学講師のヅォン・ティンティンさん。恵那市とは、同法人の活動で、4年前から中国の子どもたちを招いて市内の小学校を訪問するなど、交流を続けてきました。

ティンティンさんは、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大した1月、中部大学の学生と協力し、マスク1万枚を中国の教育機関などに送りました。しかしその後、日本でも感染が拡大。すると今度は中国から「マスクを送ろうか」と心配する声が届きました。そこで、関係者に募金を呼びかけたところ、2日間で約80万円集まったため、今まで交流があった自治体にマスクを贈ることにしました。

ティンティンさんは「恵那に来た子どもたちも、自分のお年玉を出してくれたと聞いています。恵那での楽しかった思い出が残っているのでしょう。今までの国際交流の積み重ねで、たくさんのマスクが集まった。これを医療や福祉に役立ててほしいです」と話しました。

受け取った小坂市長は「皆さんの気持ちが伝わってきました。マスクが手に入りにくい状況下で感染への不安も広がる中、たくさん寄付していただき感謝いたします。これからも草の根の交流を続けていけたらと思います」と話しました。

紙マスク贈呈式

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