自分や社会を見つめ、中学生が思いを述べた

6月28日、市文化センター大ホールで、第16回恵那市少年の主張大会が開催されました。市内の各中学校から推薦を受けた生徒10人が、「社会や世界に向けての意見、未来への希望や提案」「家庭、学校生活、社会(地域活動)および身の回りや友だちとの関わり」など四つのテーマから選んだ内容について、意見を発表しました。
最優秀賞は、恵那北中学校の纐纈ゆいかさん。纐纈さんは「あなたへ伝える想い」と題し、小学校の頃に訪れた広島での体験で、自分の戦争への思いが変わったことを発表。その時教えられた「私たちは微力だが無力ではない」の言葉を胸に、高校生一万人署名活動などにも参加していきたい、と話しました。
今回の大会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う休校が長期にわたり、例年よりも学校での選考期間や、生徒自身の練習時間が少ない中で行われました。また、当日も一般には開放せず、大ホールの客席には、間隔を開けて着席する関係者の姿があるのみでした。このような状況の中でも、生徒たちは堂々と自分の意見を主張し、発表後は清々しい表情を見せていました。



優秀賞は、串原中学校の平林苺花(まいか)さん、恵那東中学校の市川大雄(だいゆう)さん、岩邑中学校の小栗結奈(ゆいな)さんが選ばれました。明智中学校の伊藤純平(じゅんぺい)さん、山岡中学校の佐々木萌恵(もえ)さん、恵那東中学校の遠山萌桃(もも)さん、上矢作中学校の大島桜(さくら)さん、恵那西中学校の佐野ゆららさん、遠山希(のぞみ)さんは奨励賞を受賞しました。
なお、最優秀賞を受けた纐纈さんは、東濃ブロック大会に推薦されます。

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更新日:2020年06月29日