市役所の車がラリー車みたいに変身
自動車ラリーの世界大会、FIA世界ラリー選手権(WRC)日本ラウンド「Rally Japan」が11月に開催されます。開催エリアは、恵那市を含む愛知県・岐阜県。市では、開催を契機として、地域の魅力発信や地域の活性化を図ることとしています。
7月22日には、市ラリージャパン実行委員会がラリー仕様にデザインした車両の出発式が行われました。出発式には、山本好作同実行委員長の他、小坂恵那市長、市観光大使の伊藤一樹さんらが出席。山本会長は「WRCの経済効果は計り知れず、恵那市が世界に飛躍するチャンスでもあります。ラッピング車両で、市内はもとより県内外を走り、WRCと言えば恵那と思ってもらえるようPRしたいです」と話しました。

その後、出席者により序幕が行われ、WRCをイメージさせる色合いに「Rally Japan」のロゴが施された車両が姿を現しました。
ラッピングされたのは、市役所の公用車ヴィッツ。
ボンネットには、恵那市観光大使で書画家の伊藤一樹氏(岩村町)の協力により、Rally Japanの筆文字が描かれています。側面には、13町の名称、市公式キャラクターや各種ロゴなどをあしらわれています。
筆文字を描いた伊藤氏は「世界的な大会にも日本文化が宿っていると良いと考え、墨で描いたロゴを寄贈しました。恵那の町に似合うし写真映えもすると思います」と話していました。

車両は、大勢の見物人が見守る中、市公式キャラクターエーナの合図で出発。市街地を回り、大会をPRしました。今後、市職員が出張などの公務で使用します。


大会までの日にちを示すカウントダウンパネル。市内の高校や恵那中央出張所、市役所などに掲示されます。

偶然、家族と出発式を見学した可知天煌(あお)くん(2歳)。車や電車が大好きで、喜んでいました。
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更新日:2020年07月22日