日常の差別を考える 市人権同和講演会を開催


2月27日、有志グループ「BURAKU HERITAGE(ブラク ヘリテージ)」の上川多実(たみ)氏を講師に招き、市人権同和講演会が開催されました。本講演会は、部落差別(同和問題)についての理解を深めようと毎年行われているもので、本年は「部落問題を通して考える日常の中の差別」をテーマに行われ、約90人の市民らが集まりました。
講演では、部落差別の歴史や講師自身の経験が語られました。家庭内では部落差別の話を聞く一方、学校や地域では問題そのものが語られず、自身の存在が否定されているように感じた体験を紹介。差別は個人の問題ではなく社会の構造の中にあり、「無関心」や「知らないこと」が差別を温存させてしまうと指摘しました。
また、社会の多数派に属することで無意識に得られる優位性を「マジョリティ特権」と説明。誰もがマジョリティ性とマイノリティ性を併せ持つことを理解し、人権を自分ごととして考えることの大切さが伝えられました。人権は特別な人の問題ではなく、一人一人に関わるものであることを改めて考える機会となりました。
会場からは「知らないことが差別を生み出していることを知り、正しく知ることの大切さを感じた」「知らないうちに差別しているのではと考えさせられた」などの意見がありました。
この記事に関するお問い合わせ先
社会教育課 三学運動推進係
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎4階
電話番号:0573-26-6853
ファクス:0573-26-2189











更新日:2026年03月04日