ぎふクリスタル国体2021が開幕

更新日:2021年01月27日

 1月27日から31日まで、恵那市で第76回国民体育大会冬季大会スケート競技会(スピード)が開催されます。国体が岐阜県で開催されるのは、9年ぶりのことです。
 本大会のテーマは「ぎふクリスタル国体2021」、スローガンは「銀嶺(ぎんれい)に きらめく夢は 無限大」。新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、国体史上初の、無観客開催です。
 初日の27日、恵那文化センターで開始式が行われました。例年は、選手や関係者、アトラクション出演者、一般観覧者などを招き盛大に行いますが、コロナ禍のため、出席者は最少の人数とし、一般観覧者なども入れず短時間で行いました。選手や一般の方などが家などで観覧できるように、ウェブサイトやケーブルテレビでライブ配信を行いました。
 初めに、応援大使の勅使川原郁恵さんのナレーションに合わせ、開催地の恵那市を紹介するオープニング映像が流れました。続いて、同じく応援大使で和太鼓奏者の加藤拓三さんが、力強い和太鼓をとどろかせました。和太鼓の演奏が終わると、応援大使で歌舞伎役者の中村いてうさんが登場し「国体が開催されることは光。その光が人々を無限大に導いてくれることを祈ります」などと口上。地元恵那市の山岡歌舞伎保存会・串原歌舞伎保存会・山岡獅子舞保存会・岩村獅子舞保存会と共に、式典の舞台に花を添えました。

 競技会開始宣言を行った古田肇県知事は「無観客の大会となったが、一丸となってこの大会を成功させ、コロナ禍での運営のモデルとしたい」と話しました。スポーツ庁長官の室伏広治さんは、ビデオメッセージで「コロナ禍における開催で感染症対策に尽力いただいたことに感謝します。スポーツの持つ力が国民に夢と感動を与え、ウインタースポーツの発展に寄与することを確信しています」と話し、ガッツポーズで選手にエールを送りました。
 歓迎の言葉を述べた小坂市長は「県クリスタルパーク恵那スケート場からは、多くのスケート競技者が生まれ、育っています。選手の皆さんは持てる力を存分に発揮してほしい。応援してくれる皆さんには、コロナ禍での、オンラインという新しい応援方法を楽しんでほしい」とあいさつしました。

 最後に、選手を代表して、地元三郷町出身で日本大学の遠藤二千翔選手(スピード競技・成年男子)が「コロナ禍において競技ができることに感謝し、郷土の期待に応え、全国の皆さまに勇気と夢を届けることができるよう、日頃の鍛錬の成果すべてを出し切ることを誓います」と力強く宣誓しました。

 1月28日からは、県クリスタルパーク恵那スケート場で競技を行います。無観客開催のため、会場での応援はできませんが、ウェブサイトとケーブルテレビでライブ配信を行います。選手たちの熱い滑りをご覧ください。

ウェブサイト「国体チャンネル」 

https://japangamestv.japan-sports.or.jp/

アミックスコム「えなっこチャンネル」 

●1月28日(木曜日)から31日(日曜日) 競技会 9時30分ごろ

ぎふチャン 

後日ダイジェスト番組を放送します。
放送日 令和3年2月17日(水曜日)午後7時30分から午後8時予定

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