国体3日目、晴天の下で白熱の戦い
ぎふクリスタル国体2021は3日目の競技を開催。前日の天候から一変して晴天に恵まれ、スケートリンクは最高のコンディション。この日も熱い戦いが繰り広げられました。
少年男子1500メートル決勝では、原駿太選手(中津川市)が8位入賞。強豪選手がそろう厳しいレースを最後まで滑り切り、表彰台では笑顔を見せました。
スピードと持久力が求められる1500メートルを滑る原選手(赤色帽子)
表彰台で笑顔を見せる原選手
続いて行われた成年男子1500メートル決勝では、高田衛選手(恵那市体育連盟)が後続に1秒以上の差を付けて見事に1位。同じく石川将之選手(恵那市体育連盟)も7位入賞を果たしました。
高田衛選手は「優勝だけを狙っていたので安心した。期待に応えることができて本当にうれしい」と話しました。
レースを引っ張る高田選手(黒色帽子)と石川選手(茶色帽子)
表彰式での高田選手(左から2人目)と石川選手(右から2人目)
表彰状を持つ高田選手
表彰状を持つ石川選手
その後に行われた成年男子1000メートル準決勝に出場し、決勝進出を決めた石川将之選手は「1500メートルの後で疲れがあったが、落ち着いてポイントを取ることができた。決勝では一歩目をしっかり踏み出せるように準備したい」と話しました。
鋭いスタートを決める石川選手(青色帽子)
懸命に滑る一戸大地選手(恵那市体育連盟。黄色帽子)
少年男子5000メートルで決勝進出を決めた鈴木義人選手(岩村町)は「疲れはあったが、リラックスして臨むことができた。決勝では8位以内入賞が目標。速い選手を追い掛け、付いていきたい」と話しました。同じく決勝進出を決めた細井勇大選手(岩村町)は「5000メートルを滑るのは久しぶり。スタートで出遅れたが、焦らず対応できた。決勝では8位入賞を狙う」と話しました。
リラックスして滑走する鈴木選手(白赤帽子)
落ち着いたレース運びの細井選手(白赤帽子)
成年男子5000メートルでは、高田衛選手と遠藤二千翔選手(三郷町)が決勝進出を決めました。
力強い滑りの高田選手(青色帽子)
冷静にレースを運ぶ遠藤選手(茶色帽子)
少年女子2000メートルリレーで1走を滑りB決勝進出を決めた大窪菜緒選手(大井町)は「普段の練習は別々だけど、集まると仲が良く賑やかな雰囲気のチーム。決勝ではスタートを決め、2走につなげたい」と話しました。
レース前の少年女子リレーチーム
バトンを渡す岐阜県チーム(黄色帽子)
少年男子2000メートルリレーでA決勝進出を決めた4人のコメントは次のとおりです。
1走の三輪真大選手(岩村町)「決勝は強いチームが相手だが、何が起こるか分からない。強い気持ちで臨みたい」
2走の伊藤風人選手(山岡町)「1走の三輪君は500メートルではライバルだった。リレーでは彼のスピードを生かし3走へつなぎたい」
3走の大窪優太選手(大井町)「バトン練習は昨日が初めてだったが、A決勝進出の目標を達成できてうれしい」
4走の原駿太選手(中津川市)「決勝はどんなレース展開になっても、皆の気持ちを合わせ、国体の最後を締めくくる良いレースをしたい」
前を追う1走の三輪選手(岐阜県は黒帽子)
バトンを受けた2走の伊藤選手
後続を引き離す3走の大窪選手
アンカーを務めた4走の原選手
成年男子2000メートルリレー予選は、1走に高田衛選手、2走に遠藤龍輝選手(三郷町)、3走に一戸大地選手、4走に石川将之選手を配した岐阜県チームに決勝進出の期待が掛かりましたが、2走から3走へのバトン渡しに失敗し、残念ながら失格となりました。
リードする1走の高田衛選手(緑帽子)
バトン渡しで痛恨の失敗
この日、入賞を果たした岐阜県の選手は次の通りです。
- 少年男子1500メートル 原駿太選手 8位入賞
- 成年男子1500メートル 高田衛選手 1位、石川将之選手 7位入賞
また、予選を通過した岐阜県の選手は次の通りです。
- 成年男子1000メートル(準決勝通過) 石川将之選手
- 少年男子5000メートル 鈴木義人選手、細井勇大選手
- 成年男子5000メートル 高田衛選手、遠藤二千翔選手
- 少年女子2000メートルリレー 岐阜県(大窪菜緒選手、西尾優貴那選手、伊藤愛選手、原ひより選手)
- 少年男子2000メートルリレー 岐阜県(三輪真大選手、伊藤風人選手、大窪優太選手、原駿太選手)
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更新日:2021年01月30日