市消防団大規模災害隊がバイクとドローンの訓練を実施

更新日:2021年11月21日

 多様化する自然災害。大規模災害が発生した際に柔軟に対応するため、市消防団大規模災害隊は、11月21日、阿木川ダム近くの施設で訓練を実施しました。
 大規模災害隊は、本年2月14日に県内で初めて発足。台風や地震などの大規模災害が発生した際、オフロードバイクやチェーンソー、ドローン等の講習と訓練を受けた団員が、団長の命により現場へ出動します。

 この日は、バイク訓練とドローン訓練が行われ、隊員は団本部員や消防署員が見守る中、真剣な表情で訓練に臨みました。
 バイク訓練は、実際の災害に近い未舗装での走行や、スタックからの脱出方法を学びました。参加した長島分団の近藤勇雄(いさお)さんは「普段は、2週間に1回はバイクに乗っている。砂地にタイヤを取られコントロールが難しかったが、良い経験になった。災害時は、自身の安全を確保した上で一生懸命取り組みたい」と話しました。
 ドローン訓練は、基本操作を確認した後、要救助者を上空から捜索する訓練が行われました。参加した武並分団の近藤貴治(たかはる)さんは「ドローンの操作は2回目。訓練を積み、思ったように操作することができた。捜索活動の幅がドローンによって大きく広がる」と感想を話しました。

 この訓練は、新型コロナウイルス感染症対策として隊員を2班に分けて行われ、次回は11月28日に同じ内容で実施します。

未舗装での走行訓練

溝などにはまった際の脱出方法を学びました

ドローンの基本操作

モニターを見ながら捜索場所を指示します

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